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「マジ終わってんな日本映画」小出恵介のインタビュー記事に批判の声「アメリカで何を学んだのだろう」

オールアバウト / 2024年7月3日 17時20分

「マジ終わってんな日本映画」小出恵介のインタビュー記事に批判の声「アメリカで何を学んだのだろう」

東スポWEBが7月3日に公開したインタビュー記事の内容が話題を集めています。「全く理解できなかった」とかなり厳しい声が上がっています。(サムネイル画像出典:東スポWEBの公式Webサイトより)

東スポWEBが7月3日に公開したインタビュー記事の内容が話題を集めています。一体何があったのか、見ていきましょう。

「加害でしかない」

「小出恵介が日本拠点で存在感 男女入れ替わり、レズビアン…難役挑戦『楽しくて幸せ』」という、小出さんへのインタビュー記事。6日に公開を控えている小出さん主演の映画『愛のぬくもり』についてインタビューを行ったようです。

グラビアアイドルの風吹ケイさんがレズビアンの美容師役で、小出さんは彼女と体が入れ替わってしまう設定のため、レズビアンを演じることに。同メディアのインタビュアーが「レズビアンを演じて」と問いかけると、「かなり“あんばい”を考えました。たぶん、男女入れ替わりモノでレズじゃなかったら、もっと女性っぽく演じる必要があったと思うけど、あえてレズというものを取り入れることでサバサバしてみたり」と答えた小出さん。

レズビアンの蔑称である「レズ」という表現を使い、レズビアンだからこそ「サバサバ」演じたとのことですが、当人のセクシュアリティと振る舞いには関係がないと思われるため、「レズビアンはこうであるもの」という固定観念が小出さんの中にあるようです。

この記事に対しネット上では「マジ終わってんな日本映画」「この企画だから小出恵介しか出なかったのでは? インタビューも酷かった」「誰も得しないし、男が『あえてレズというものを取り入れることでサバサバしてみたり』なんて語ってて地獄」「アメリカで何を学んだのだろう」「小出恵介氏の言ってることも記者の書いてることも全く理解できなかった。『レズというもの』ってカスタムじゃないんだからさ」「加害でしかない」など、厳しい意見が上がっています。

また一般社団法人「fair(フェア)」の代表理事である松岡宗嗣さんは以下のようにコメントしています。

「小出恵介さんが女性と体が入れ替わったレズビアンの役、というのがそもそもよくわからないけど、「あえてレズというものを取り入れることでサバサバしてみたり」と平然とレズ呼びしたりステレオタイプな捉え方など、問題が大きい…」

映画を楽しみにする声も

同映画には小出さん、風吹さんのほかに、新藤まなみさん、荒木双葉さん、川瀬陽太さんらが出演しています。公開前ということもあり、ネット上では今回のインタビューに対する意見以外は映画を楽しみにする声もあるようですが、公開後はどうなるのでしょうか。セクシュアリティについて分かっていない小出さんが演じた人物はどのような振る舞いをするのか、気になりますね。
画像出典:東スポWEBの公式Webサイト
(文:橋酒 瑛麗瑠)

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