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特別支給の老齢厚生年金6万円の64歳女性、貯蓄が1億円でも「65歳からも継続雇用で働く」

オールアバウト / 2024年7月7日 22時20分

特別支給の老齢厚生年金6万円の64歳女性、貯蓄が1億円でも「65歳からも継続雇用で働く」

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、熊本県在住64歳女性のケースを紹介します。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、熊本県在住64歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:64歳女性
同居家族構成:本人、夫(70歳)、次男(27歳)
居住地:熊本県
リタイア前の職業:医療従事者
リタイア前の年収:450万円
現在の貯蓄額:預貯金約7000万円、リスク資産約3000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金7年、厚生年金36年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):0円
老齢厚生年金(厚生年金):6万円(特別支給の老齢厚生年金)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし(60歳から個人年金保険があるが70歳まで据え置き増額)
配偶者の年金や収入:老齢厚生年金240万円、バイト60万円(年額)

「私一人の年金だけでも生活出来る位の額が欲しい」

現在の年金額について「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「今はフルタイムで仕事していて特別厚生年金を受給しています。夫婦二人の年金とバイト収入、持ち家、ローン無し、貯蓄ありで生活は問題ありません。しかし夫亡き後、私一人の年金だけでも生活出来る位の額が欲しいです」と語っています。

ひと月の支出は「20万円弱」。年金で「毎月賄えている」と回答されています。

「定年後も今の職場で継続雇用になります」

年金で足りない支出については「例えば車検や高額家電は貯蓄から払う」とのこと。

またお仕事については「65歳定年なのでフルタイムで仕事(老健施設看護師)をしています。幸い健康で誰よりも皆勤出来ています(笑)。来年定年後も今の職場で継続雇用になります」とあり、貯金とリスク資産を合わせて1億円の資産があるとしても、今後もお仕事を続けていく予定だと言います。

「物は充足しているし、物欲もありません。食費を惜しまない事と年に1、2回の国内旅行を楽しむ以外は、今に満足しています」とコメントされており、無駄遣いは少ない生活の様子です。

「投資に目覚めています」

現役時代の後悔に「子育てと仕事の両立で仕事を辞めなければもっと老後資金は貯まっただろう……けれど辞めた事は良かったとも思えます。複雑」と回答されている投稿者。

また「金を購入しておけば良かったと反省」とも。加えて今の年金生活の楽しみを聞く項目でも「毎月通帳記入して増えていくのが喜び&投資に目覚めています」と回答されていることからも、今は投資に興味がある様子が伺えます。

今後年金については「年々減額されて、将来はもっと減るでしょうから息子に残しておきたい」とコメントされていました。

※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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