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「日本語が通じない外人か!」「土下座をしないと許さない」コンビニ店員が受けた“カスハラ被害”4選

オールアバウト / 2024年7月10日 21時50分

「日本語が通じない外人か!」「土下座をしないと許さない」コンビニ店員が受けた“カスハラ被害”4選

カスハラに注目が集まっている。All About編集部が実施した「カスハラ」に関するアンケート調査には、さまざまなエピソードが寄せられた。今回はその中から、コンビニ店員が経験したカスハラ被害の体験談を紹介する。

カスタマーハラスメント(以下、カスハラ)が注目を集めている。企業も続々とその対応に乗り出していて、コンビニ大手のローソンとファミリーマートは店員の名札について、実名ではなく仮名での記載を認めることにしたという。

All About編集部では「カスハラ」に関するアンケート調査(※)を実施。今回はその中から、コンビニ店員が経験したカスハラ被害のエピソードを紹介する。

そんな面してお前の態度は何なんだ!

「コンビニで働いていた時に『袋はよろしかったでしょうか』と聞いたところ、男性客からよろしいって何だと怒鳴られました。『袋付けますかって聞け! 日本語にもなってない、日本語が通じない外人か!』と差別じみたことも言われ辛かったです」(20代女性/福岡県)

「コンビニのレジをしていたとき、いきなりお客さんが『そんな面してお前の態度は何なんだ!』といきなりキレられ、私は通常通りやっていたので理由がわからずびっくりしていたら、ポケットに入っていたハンマーで殴るようなふりをして脅してきた」(50代女性/宮城県)

「コンビニでの対応が気に食わなかったのか、後々電話がかかってきて遠い所から見ていると言った後で、その場で土下座をしないと許さないみたいなことを言ってきたので、仕方なくその場で土下座をして客の怒りを収めた」(40代男性/東京都)

「コンビニでアルバイトをしていた時、たばこの銘柄を番号でも、名称でもなく『あれ』と言うお客さんがいたので番号をうかがったら理不尽に怒られたことがある。別の店員はいつもそうだから、と言っていたので常連ではあると思うが、全員が全員顔を合わせたことがあると思うなよと思いました」(30代女性/静岡県)

こんな人間がこの世の中にいるのか……

続いて、先ほどの回答者に迷惑行為の被害に遭ったときの感情と、カスハラを予防、回避するためにしていることを聞いた(コメントの並びは上記同様)。

「心の狭い人なんだと思いました。変な人は目が合うと因縁を付けてくるでなるべく目を合わせないことを意識していた」

「とにかく怖かった。理由がよくわからず、ただ自分の苛立ちやストレスで言いがかりをつけて発散してるかのようだ。普通の顔だと無愛想だと思われたりする恐れもあるので、できるだけにこやかに笑う表情を常にしている」

「こんな人間がこの世の中にいるのかと恐ろしい気がして、絶望感を味わった。客の希望を大切にして機嫌を損ねないようにする。時には自分を殺して客の機嫌をとる」

「イライラしました。帰り道等で不幸が起きればいいのにとも思いました。治安の悪い場所等で働かない。ファミレスやコンビニは客層が悪いのでバイト等を行わないようにしています」

「お客様は神様です」という有名なフレーズあるが、「客のほうが立場が強い」というのは真意と異なり、本当は「客を神様ととらえ、神前で祈るときのような気持ちで臨む」という意味なのだそう。

求められるのは、店員も客も“おだやかに”やっていける環境づくりなのかもしれない。

<参考>
※調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2024年6月13日~2024年6月23日
調査対象:140人(男性:39、女性:99、その他:1、回答しない:1)
回答者のコメントは原文ママ
(文:All About 編集部)

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