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「老化すると全員イエベになる」説を色のプロが解説! 肌のくすみを改善する色とは?

オールアバウト / 2024年7月14日 20時15分

「老化すると全員イエベになる」説を色のプロが解説! 肌のくすみを改善する色とは?

加齢とともに肌が黄色っぽく見える「黄くすみ」が増えてきます。「全員イエベになるのでは?」ともいわれますが、原因は老化現象の一種である「糖化」。パーソナルカラーの観点から、くすみを改善する色もご紹介しましょう!

最近なんだか肌がくすんで見える……。加齢とともに、そんなお悩みが増えてくるのではないでしょうか?

健康的な肌は、透明感、明るさ、ツヤがありますが、肌がくすむと本来の明るさよりも暗く見えるため、不健康で暗い印象を与えることが少なくありません。

肌がくすむ原因は、乾燥や血行不良、色素沈着などさまざまです。

一般的なくすみのタイプとは?

一般的に若い人のくすみは、「青くすみ」「グレーくすみ」「茶くすみ」が多いといわれます。

「青くすみ」は、肌が青黒く見えてクマが目立つなど、疲れた印象になりがち。睡眠不足、ストレス、栄養不足、運動不足などの影響で血流が滞り、肌の血色が悪くなることで起こります。

鉄分が不足すると貧血の影響で、青くすみが生じることもあります。生活習慣の乱れを改善すると、血行がよくなり、青くすみも改善すると考えられています。

ターンオーバーがうまくいかなくなることによって生じるのが「グレーくすみ」です。健康的な肌はターンオーバーによって、一定期間が経過すると古くなった角質がはがれ落ちます。

しかし、ターンオーバーが乱れると、肌がゴワゴワしたり、ツヤが感じられなかったり、メイクのりが悪くなったりします。肌が灰色がかって見えるため「グレーくすみ」と呼ばれるのです。

メラニン色素の沈着による「茶くすみ」は、肌が茶色っぽく見えます。シミも増える傾向があり、肌に色むらが生じることも少なくありません。

紫外線ケアをおろそかにしたり、メイク落としや洗顔の際に肌をゴシゴシとこすりがちな人などに起こりやすい傾向があります。

加齢とともに増える「黄くすみ」

加齢ととも肌が黄色っぽく見える「黄くすみ」が増えてきます。主な原因は「肌の糖化」。

糖化は老化現象の一種で、体内でタンパク質や脂肪が余分な糖と結びつくことをいいます。糖化が進むと体調不良だけでなく、肌の衰えも生じやすくなるのです。

加齢ともに「黄くすみ」が増える傾向があるため、パーソナルカラーと関連づけて、「老化すると全員イエベになるのでは?」といった極端な意見も散見されます。

パーソナルカラーは、イエローベース(イエベ)とブルーベース(ブルベ)に大別されます。

イエベとブルベの違いは皮下の血色によるもの。

イエベは動脈を流れる血流の鮮やかな赤が肌の表面に現れやすく、ブルベは静脈を流れる血流の暗くくすんだ赤が肌の表面に現れやすいという違いがあります。

糖化とパーソナルカラーは直接的な因果関係はないので、加齢によってパーソナルカラーが変わることないと考えてよいでしょう。

肌のくすみを改善する色とは?

くすみが気になる場合は、くすみの原因となる生活習慣を改めることが根本的な改善策となります。

くすみが目立ちにくくなる色を顔まわりに取り入れると肌の色が改善し、表情も生き生きしてきます。

例えば、肌の透明感を上げたいときは、ブルー系、ピンク系の明るく淡い色がおすすめ! 肌のツヤを出したいときは、レッド系、グリーン系の鮮やかで濁りのない色を取り入れてみましょう。
肌のくすみを改善する色は?
画像はパーソナルカラーのタイプ別のおすすめのカラーです。ぜひ、あなたに合う色で試してみてくださいね!

松本 英恵プロフィール

カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。
(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))

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