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24年前の7月19日、「西暦2000年」の節目に2000円札が発行!普及せず「旧500円札」より少ない事実に衝撃

オールアバウト / 2024年7月19日 7時40分

24年前の7月19日、「西暦2000年」の節目に2000円札が発行!普及せず「旧500円札」より少ない事実に衝撃

24年前の今日、あなたは何をしていましたか? 2000年7月19日、2000円札が発行されました。当時のニュースを振り返ってみましょう。

「そうか、今日はあれがあった日か!」

何気なく過ごしている今日も、過去には何かが起きている日です。当時のニュースを振り返ってみましょう。

西暦2000年の節目に2000円札が発行

24年前の2000年7月19日、2000円札が発行されました。

西暦2000年の節目であることと、同年開催の九州・沖縄サミットを記念して、1999年に当時の首相だった小渕恵三さんが発案。「2」の単位のお札が発行されたのは戦後初めてでした。

サミットの開催地である沖縄県を象徴する首里城の守礼門が表面に、また1つ前の節目にあたる西暦1000年ごろに書かれた世界に誇る文学作品である『源氏物語』の一場面と、作者の紫式部の絵が裏面に印刷されました。

サミットでも当時の首相だった森喜朗さんから記念品として各国首脳に配られました。

旧500円札よりも少ない! 沖縄では流通

アメリカの20ドルやイギリスの20ポンドなど、海外では「2」がつく紙幣は一般的であるため、2000円札も普及が期待されていました。

しかし、ATMで出金できなかったり、自動販売機に対応していなかったりと不便が多く、日本銀行の統計では2004年8月末の5億枚強をピークに社会に出回る枚数が急減。

2023年11月末で約1億枚と、1万円札の約113億枚や1000円札の約44億枚に及ばないだけでなく、1994年に発行を終えた旧500円札ですら約2億枚。

2000円札は旧500円札の半分しか社会に出回っていないことになります。

そんな中、サミットの開催地で守礼門も印刷されている沖縄県では官民それぞれの利用促進策もあり、流通枚数は年々増えています。2001年の200万枚弱から2024年には800万枚を突破。

初めて2000円札を見る世代の「沖縄土産」の代わりにもなっているんだとか……!

24年前の今日、あなたは何をしていましたか? この機会に、振り返ってみてはいかがでしょうか。

この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。
(文:石川 カズキ)

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