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たった1つ!「節約上手」が心得ていることって?

オールアバウト / 2024年7月24日 20時30分

たった1つ!「節約上手」が心得ていることって?

うまくお金を節約するために覚えておきたい心得を1つ、ご紹介しましょう。

「貧乏になりたくないなら、何よりもまず貯金しよう!」というのは常識。「ダイエットに成功したいなら、摂取カロリーを減らそう」というのと同じくらい、当たり前のことです。しかし、すべきことが分かっていても、実践するのは難しいもの。

そこで、上手くお金を節約するために覚えておきたい心得を1つ、ご紹介しましょう。

節約の心得はズバリ?

「贅沢品は必需品に変わる」です。この心得の出所は、歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリです。彼によると、歴史上多くの「贅沢品」は時とともに「必需品」へと変わっていきました。

たとえば、家電。昔は洗濯は洗濯板、掃除は雑巾がけ、炊飯はかまどで行っていました。家電は贅沢品で、「なくて当たり前」でした。

ですが、今はどうでしょう。洗濯機や掃除機、炊飯器は、ないと生きていけません。気づけば家電は、贅沢品から必需品へと変わっていました。

僕らは贅沢に慣れてしまう

面白い研究をご紹介しましょう。ノースウエスタン大学の心理学者が、22人の宝くじ当せん者にインタビューする実験が行われました。この実験によると、「宝くじにあたった人は、一時的には幸福を感じるものの、1年後には幸福感が元に戻ってしまう」ことが確認されたのです。

つまり、はじめは「幸せ」と感じていた贅沢に慣れてしまい、次第に喜びを感じなくなってしまったのです。この心理効果は「ヘドニック・トレッドミル効果」、また「快楽適応」とも呼ばれています。

僕ら人間は欲張りな生き物です。はじめは「贅沢」と思っていたことでも、何度も繰り返しているうちに慣れてきてしまいます。気づけば贅沢は「当たり前」に変わり、「ないとストレス」と感じるようになります。

はじめの「ちょっとだけ」が落とし穴に

僕らは、一度贅沢をしてしまうと、元の生活水準に戻るのはとても難しいです。節約が苦手な人の多くは、「ヘドニック・トレッドミル効果」に侵されている場合も多いです。

今は「贅沢」と感じているものでも、それが定常化すれば、いつしか「当たり前」に変わってしまいます。そうならないためにも、贅沢は、頑張ったときの「たまのご褒美」くらいに留めておきたいものです。

参考資料:たった1つ!節約上手が心得ていることって?(https://allabout.co.jp/gm/gc/482084/)

文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)

18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。
(文:中原 良太(個人投資家・トレーダー))

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