“暑すぎる夏”の服選び! 気温35度以上の「猛暑日」に着るべきOK服と避けたいNG服
オールアバウト / 2024年7月22日 20時15分
![“暑すぎる夏”の服選び! 気温35度以上の「猛暑日」に着るべきOK服と避けたいNG服](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/allabout/allabout_110180_0-small.jpg)
とにかく暑い! 気温35度以上の「猛暑日」に着るべき服と避けるべき服の特徴を、素材・デザイン・カラーの3つのポイントから解説します。
とにかく暑い! 気温35度以上の「猛暑日」には何を着ればいい?
ここ数年、どんどん気温が高くなっている日本の夏。気温35度以上の猛暑日になることも珍しくなく、ときには気温38度の予報がでることも!そこで今回は、少しでも涼しく過ごせる素材、デザイン、色など真夏の洋服選びのコツをご紹介します。
【OK素材】リネン、コットン…通気性がよく肌触りのいい素材を選ぶ
![【OK素材】コットンやリネン、レーヨンも涼しく着られます](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa/gm/article/5/0/4/5/8/4/202407201133/IMG_3439.jpg)
猛暑日は少し動くだけでも大量の汗をかいたり、風が吹いてもまるで熱風のように感じられることも。そんな日に着る服は、まず素材選びが重要です。
通気性や肌触りがよく、なるべく薄手で軽やかな素材なら、より快適に過ごすことができます。中でもリネンやコットンは汗をかいた肌に触れても張りつきにくく、風もよく通します。
また、縮みやすく、長持ちしにくいというデリケートな面はありますが、写真のようなレーヨン素材も肌に触れたときにひんやり感があり、夏アイテムに多く使われています。
ただしコットンは、吸水性が高く汗を吸ってくれる半面、一度濡れてしまうと乾きにくいという性質を持っています。汗をかくことが分かっている場合は、「速乾性」など高機能な素材のアイテムを選ぶと◎。
濡れてもすぐ乾く素材なら、さらりとした肌触りをキープすることができます。
【OKデザイン】風通しのいい形のアイテムに高機能インナーを組み合わせて
![【OKデザイン】高機能インナーは必須アイテム! ユニクロ エアリズムアセトリブラキャミソール 2290円(税込)](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa/gm/article/5/0/4/5/8/4/202407191244/goods_464434_sub14_3x4.jpg)
熱中症対策のためにも、トップスは首もとや袖口、裾などはなるべく開いていて、空気がよく通るデザインを選んで。写真のようなユニクロのエアリズムキャミソールなど、速乾効果や脇汗対策がされている夏向けの高機能インナーを仕込んでおくとベストです。
ボトムスも、テーパードパンツよりもワイドパンツ、タイトスカートよりもフレアスカートというように、開口部が多くてなるべく熱がこもりにくいデザインをおすすめします。
【OKカラー】白やベージュ、ブルー系など涼しげカラーをチョイス
白やベージュ、ライトグレーなど、ライトトーンの色は見た目にも爽やか。またブルー系は涼やかで、夏の雰囲気にもぴったりです。また、通常は黒や紺が多いボトムスですが、夏はカーキやキャメルなどに変えると軽やかな印象に。
夏らしいイエローやグリーン、ピンクなどのカラーもきれいめの淡い色味を選べば、ビビッドカラーよりは涼しげにみえ、夏のおしゃれが楽しめそう。
【NG素材】熱がこもりやすい化学繊維は夏には不向き
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は丈夫で長持ちし、シワになりにくいのがメリット。しかし、風を通しにくく猛暑日には不向きです。
トレンドのサテンスカートや、きれいめのブラウスやパンツに使われることが多い素材ですが、アイテムによっては汗で肌に張りついてしまい、熱がこもりやすいものも。
見た目には夏らしい形や色のアイテムでも、実際に着ると「暑い」というケースは多々あります。切る前に、タグで素材を確認してみてください。}
【NGデザイン】熱がこもりやすい首や袖が詰まっているトップス
高めのネックや袖が細く絞ってあるものなど、首や袖が詰まっているトップスは、熱を逃がす場所が少ないため、あまりおすすめできません。
暑い屋外から涼しい室内に入っても、汗や熱気がこもったままでなかなか汗が引かない、ということも。特に顔が熱いと、頭までのぼせたように感じることもあるため要注意です。
【NGカラー】黒や紺、チャコールグレーなどのダークな色味
黒、紺、チャコールグレーなど暗めの色は光を集めるため、照りの強い日は特に避けたいカラーです。特にトップスは、見た目にも暑く感じられるかもしれません。
また、Tシャツなど体にフィットするアイテムの場合、ライトグレーのものにも注意。濡れたところが濃く見えてしまうため、汗をかいた部分が目立ってしまうことも。気をつけたいポイントですね。
暑い夏、着る服によって快適さは意外と左右されるもの。ぜひ参考にしてみてくださいね!
(文:横瀬 真知子(レディースファッションガイド))
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