「ザ・ペニンシュラバンコク」の“水上の楽園”が東京に出現!? 人気タイ料理レストランの味をリポート

7月12日（金）から8月11日（日）まで、ザ・ペニンシュラバンコク内の人気タイ料理レストラン「ティプタラ」のメニューが東京へ来日！ 日比谷のザ・ペニンシュラ東京で現地と同じ味を楽しめると聞き、取材へ行ってまいりました。

皇居外苑を望むラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。ザ・ペニンシュラホテルズは現在欧米とアジア12都市にありますが、7月12日（金）から8月11日（日）まで、ザ・ペニンシュラバンコク内の人気タイ料理レストラン「ティプタラ」のメニューを現地と同じように楽しめるイベント「テイスト・オブ・タイ」が開催されています。

イベントの開始直後の数日、「ティプタラ」の料理長が東京のスタッフへの直接指導のためタイから来日していると聞きつけ、取材へ行って参りました。

“水上の楽園”が東京へやってきた！

チャオプラヤー川沿いという最高のロケーションに建つ、ザ・ペニンシュラバンコク。“水上の楽園”という名のレストラン「ティプタラ」は、本格的なタイ料理をリバーサイドで楽しめるレストランです。

今回東京で味わえるのは、現地で提供されているメニューからアラカルト14種（2100円～／税サ込・以下同）と、人気のメニューを組み合わせた3品（5200円）と4品（7000円）のプリフィックスコースメニューです。

ランチとディナーでオーダーすることができるコースメニューは、前菜・スープ・メイン・デザートをそれぞれ2種類から1つ選ぶことができ、3品コースの場合は前菜またはスープのいずれかをチョイスすることができます。

【前菜】・ソムタム タイ：グリーンパパイヤのスパイシーサラダ 干し海老 ピーナッツ チェリートマト
または
・ヤムヌアヤーン：牛フィレ肉のサラダ トマト ミント スパイシーなライムドレッシング

【スープ】・トムカーガイ：鶏肉のココナッツミルクスープ マッシュルーム ガランガル
または
・トムヤムクン メナム：手長海老のトムヤムクン レモングラス ライム バーズアイ唐辛子

【メイン】・ホイシェル ヤン パッポンカリー ジャスミンライス：北海道産帆立と卵のカレー炒め タイセロリ 牛乳
または
・ゲーン ペットペットヤン ジャスミンライス：鴨コンフィとトロピカルフルーツのレッドカレー スイートバジル ライチ パイナップル 葡萄

【デザート】・カオマオ トーツ アイティームガティ：フライドバナナのグリーンライス包み ココナッツアイスクリーム
もしくは
・カオニャオ マムアン：もち米とタイ産マンゴーのデザート

・コーヒー または 紅茶

女性シェフの優しさが伝わってくる麗しいメニューの数々

どの料理の食材もカットや盛り付けなどが美しく、しかも食べやすいという点からシェフの優しさが伝わってきます。お味は「理想的なタイ料理」。奇をてらうことのない伝統的な王道のおいしさ、しかし香辛料を研究しつくし独自のペーストを編み出しているというシェフのメニューだけに、深い味わいがいつまでも口の中に広がります。

そんな絶品タイ料理とともに来日した「ティプタラ」料理長のモンニパ・ルソングシェフは、香港、シンガポール、モロッコなど世界各地のホテルやレストランで料理長を務めてきた女性シェフ。お母さまが食材を扱うお仕事をされていた関係で、幼い頃からいろいろな食べ物やスパイスに親しんできたそうです。

「タイ料理の伝統を大切にしつつ、スパイスの組み合わせでオリジナリティを出していくのが私の料理のテーマです」と語るシェフ。物腰も柔らかで、お皿の上に広がる優しい雰囲気にピッタリの方でした。

ザ・ペニンシュラバンコク内の人気タイ料理レストラン「ティプタラ」のメニューを東京で味わえるのは 8月11日（日）まで。円安で気軽な海外旅行が難しい今、タイ料理好きな人にぜひおすすめしたいイベントです。

【DATA】
ザ・ペニンシュラ東京「テイスト・オブ・タイ」
場所：東京都千代田区有楽町1-8-1
ザ・ペニンシュラ東京 1階 ザ・ロビー
予約：03-6270-2888

この記事の執筆者：藤丸 由華 プロフィール
東京のラジオ局のアナウンサー時代を含め約30年、東京にこだわった取材を敢行。取材した都内のスポットは2000以上。2008年に独立し、現在はAll About東京ガイド、フリーアナウンサー、2足のわらじで活動。(文:藤丸 由華)