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元銀行員が解説!通帳やカード、印鑑をなくしたときの対応

オールアバウト / 2024年7月30日 21時40分

元銀行員が解説!通帳やカード、印鑑をなくしたときの対応

通帳やカード、印鑑をなくしてしまったときには、どのように対処するべきなのでしょうか。自分は大丈夫と思っていても、思わぬ事態に巻き込まれてなくしてしまうことも考えられます。

通帳やカード、印鑑をなくしてしまったときには、どのように対処するべきなのでしょうか。自分は大丈夫と思っていても、思わぬ事態に巻き込まれてなくしてしまうことも考えられます。

通帳やカード、印鑑をなくしてしまった場合、どうすればいいのかを知っておき、イザというときに備えておきましょう。元銀行員の筆者が説明します。

まずは銀行に届け出をすること

銀行の通帳やキャッシュカードをなくしてしまったときには、銀行に届け出ることが大切です。店頭へ出向いて届け出をするという方法もありますが、通帳やキャッシュカードは個人のさまざまな情報が詰まっているアイテムの1つ。できるだけ早く届け出することが大切です。

銀行によっては、電話や専用アプリで、24時間体制で紛失の届け出を受け付けてくれるところもありますので、届け出ましょう。

特にキャッシュカードの場合、暗証番号が分からなければ大丈夫じゃないの?と思うかもしれませんが、必ずしもバレないとは言い切れません。届け出をして、利用停止にしておくと安心です。

もし、クレジットカード一体型のキャッシュカードの場合には、クレジット機能も利用停止になります。引き落としなどに差し支えがあるようなら、早めに関係各所に連絡をして、どのように対処すればよいのか相談してください。

また、通帳やキャッシュカードの紛失の届け出をした後、場合によっては、口座番号そのものを変更することも検討しましょう。

なお、海外でも日本の取引先銀行のキャッシュカードでお金を引き出せるため、キャッシュカードを持って海外に行く人が増えています。

海外でなくしてしまったときには、単純にお金を引き出されるだけでなく、さらに大きなトラブルに遭ってしまう可能性もあります。銀行に届け出る他、警察にも届け出ましょう。不安なときには、現地の日本領事館へ相談してください。

銀行に届け出ている印鑑(届出印)をなくしたら改印する

届出印を紛失した場合も、通帳やキャッシュカードと同じように、銀行に届け出をして、印鑑での取引を利用停止にしてもらいましょう。24時間受付が可能であれば、早めに届け出をしましょう。

万が一、通帳と届出印を同時になくしてしまったときには、キャッシュカードがなくても店頭で引き出すことが可能になります。身分証明書の提示を要求したとはいえ、引き出されてしまう可能性があります。まずは利用を停止し、その後、改印をするとよいでしょう。

銀行のフリーダイヤルの場合、24時間365日、受付が可能であるところが多く、海外からの電話にも対応しているところもあります。自分が利用している銀行は、どのような体制になっているのか、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

また、スリや盗難、強盗の被害にあったときには、警察への届け出も行いましょう。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)

金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))

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