調理時短のために常備したい！ 「冷凍ガーリックバター」の作り方と活用法

使うだけで調理の時短に役立つこともある調味料。その1つがガーリックバターで、手作りして冷凍しておくと、さまざまな料理に使うことができるのです。今回は、冷凍ガーリックバターの作り方や活用法をご紹介します。

調理の時短に役立つことがある調味料。その1つとしておすすめなのがガーリックバターで、実は家庭で簡単に作ることができるのです。今回は、その作り方や保存法、活用法をご紹介します。

自家製冷凍ガーリックバターの作り方

自家製ガーリックバターは少ない材料で簡単に作ることができます。材料や作り方、保存方法は以下の通りです。

▼自家製ガーリックバターの材料
・有塩バター：100グラム
・にんにく：2片（約10グラム）
・みじん切りにしたパセリ（ドライパセリでも可）：適量

▼作り方
1：バターは常温で30分ほどおき、やわらかくしておく
2：にんにくをすりおろす
3：バター、にんにく、パセリをよく混ぜ合わせる

4：ラップの上に3の工程で混ぜ合わせたものを細長く乗せて包み、固まるまで冷蔵庫に10分ほど入れる

5：カットしやすい硬さになったら、10等分（10グラムずつ）か20等分（5グラムずつ）にカットする


▼保存法
1つずつラップで包んでから、チャック付き保存袋に入れて冷凍保存しましょう。

※冷凍保存したガーリックバターは、3カ月ほどで使い切るようにしましょう

自家製冷凍ガーリックバターの活用法

ガーリックバターは使いたいときに1から作ると手間がかかりますが、冷凍保存しておくと幅広い料理にすぐ使えて便利です。

▼ガーリックトースト（ガーリックブレッド）

少し手間がかかるガーリックトーストも、ガーリックバターを常備しておけば時短で作ることが可能です。

焼き上がったバゲットにガーリックバターを塗るのもいいですが、先にしっかり塗り込んでからトーストすると、よりしっかりとガーリックバターが染み込み、じゅわっと口にひろがります。

▼一気にコクが出る！ ガーリックバターを使ったパスタ

スパゲティをはじめとするパスタ料理にも、自家製ガーリックバターはおすすめです。使う具材によってガーリックバターの量は調整する必要がありますが、基本的には最小限の油で具材を炒め、麺とあえたところでガーリックバターを加えます。

最後に少量の塩こしょうで味を整えたら完成です。バターが加わることで味にコクが出ますよ。

▼野菜炒めの仕上げにガーリックバター

普段通りに野菜炒めを作り、最後に自家製ガーリックバターを加えるだけのレシピです。画像にある野菜の量に対して、冷凍したガーリックバター10グラムほどが目安の量。

ガーリックのパンチとバターのまろやかさが野菜を包み込み、プロの味に近づけることができますよ。

ガーリックバターは、今回ご紹介した料理以外にもさまざまな料理に使うことができます。冷凍し、常備しておくととても便利です。ぜひ一度、お試しください。
(文:矢野 きくの（節約ガイド）)