1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「個人型確定拠出年金」は何歳から何歳まで受け取れるの?

オールアバウト / 2024年7月31日 18時30分

「個人型確定拠出年金」は何歳から何歳まで受け取れるの?

年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、個人型確定拠出年金の受給年齢について、年金初心者の方の疑問に回答します。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。

今回は、個人型確定拠出年金の受給年齢についてです。

Q:個人型確定拠出年金は何歳から何歳まで受け取れるの?

「私は個人型の確定拠出年金(イデコ)を積み立てています。積み立てたお金は何歳から何歳まで受け取れますか?」(36歳・会社員)

A:原則、60歳から75歳に到達するまでの間に受給を開始します。何歳まで受け取れるかについては加入内容や受け取り方法の選択によって違うため、金融機関に問い合わせてみましょう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は、自分で申し込みし、毎月積み立て(拠出)をして、自分で運用し、60歳以降に自分の年金として受け取る制度です。原則60歳になるまでは、引き出すことができません。

現在、原則60歳から75歳の間で受給開始時期を選択できます。60歳から年金を受け取るためには、通算の加入者等期間が10年以上必要です。通算加入者等期間が10年に満たない場合は、受給開始年齢が繰り下げられます(60歳以上で新規加入し、通算加入者等期間が10年にならない人は、加入から5年を経過した日から受給可能)。

何歳まで受け取れるかについては、加入内容や受け取り方法の選択によって違いますので、金融機関い合わせてみることをおすすめします。

個人型確定拠出年金(iDeCo)を受け取る方法は、3つの方法から選択することができます。

【1】一時金として受け取る
【2】年金として受け取る
【3】一時金と年金を組み合わせて受け取る

【1】一時金として受け取る

原則60歳に到達してから75歳に到達するまでに、一時金として受け取れます。

【2】年金として受け取る

5年から20年の期間を設定して定期的に受け取ることができます。5年以上20年以下の有期年金として、60歳から75歳に到達するまでに受け取りを開始します。例えば、75歳到達時に20年間の有期年金として請求すると、75歳から95歳まで定期的に受給できます。

【3】一時金と年金を組み合わせて受け取る

原則75歳までに一部を一時金として受け取り、残りの資産を年金で受け取ることができます。

なお、個人型確定拠出型年金(iDeCo)は、加入者が、傷病で一定以上の障害状態になり、1年6カ月経過した場合には、障害給付金を受給できます(75歳までに請求が必要)。

また、加入者等が死亡した場合には、残された遺族が、死亡一時金として受け取ることができます。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください