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月の年金19万6000円「若者の負担が減るなら、年金は半額でもいい」83歳男性の考え

オールアバウト / 2024年8月5日 20時5分

月の年金19万6000円「若者の負担が減るなら、年金は半額でもいい」83歳男性の考え

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住83歳男性のケースを紹介します。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住83歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:83歳男性
同居家族構成:本人のみ
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の貯蓄額:預貯金1億円、リスク資産8000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金42年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万6000円
老齢厚生年金(厚生年金):13万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金(金額は不明)

「我々の世代はもらえる年金が高すぎる」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。

その理由として「我々の世代は納付保険料率も低く、ボーナスからも引かれていないのにたくさんもらえている。働いていないのにこんなにお金がもらえて大変ありがたい。しかし若い人には申し訳ない。今の若い人は額面の18.3%も(厚生年金保険料を)取られている。我々の年金受給額は高すぎるので半額にして、若者の負担を減らして子育てできるようにしてほしい」と語っています。

ひと月の支出は約「16万~20万円」。現在受給している公的年金の19万6000円だけで「毎月賄えている」と回答されています。

「年金額を抑えて保険料を節約している」

現在は完全リタイアしていて給与収入はないものの、現預金1億円、リスク資産8000万円と老後資産をしっかり蓄えてこられた投稿者。

年金はあえて「60歳から普通に受給し、年金額を抑え、国保と介護保険料を節約している」とのこと。

昨今は物価高が問題となっているものの、他国に比べると「我が国は物価は安く、生活はしやすいが、税金が高い」と不満を口にします。

「体の衰えを自覚し、健康第一を心がける」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「音楽」と回答。

「楽器に触れる機会がなかったので、こういった年になってピアノを習い始めたが、全然身につかない。後から教室に入ってきた幼稚園児にどんどん習熟度で負ける。若いときに楽器に慣れ親しんでおくべきだと思いますよ」と愚痴をこぼしつつも、新しい世界に積極的にチャレンジされているようです。

年金生活での気がかりは、「とにかく健康と交通事故が不安ですよ。妻は交通事故で骨折からの寝たきりになって、すぐにボケて逝ってしまった。体が若い時とは違うから、できる限り病院にお世話にならなくて済むように、健康に気を使っています」とコメント。

いっぽうで年金生活の楽しみは、「平日にショッピングモールに行くこと」だそう。「空いてて居心地がいいでしょ。土日なんか混んでてアホらしいです」と軽やかに語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません(文:あるじゃん 編集部)

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