1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

68歳・月の年金9万6517円女性の本音「第3号被保険者ではたいした年金額にならない」「墓に入ってからも通勤してそう」

オールアバウト / 2024年8月7日 22時20分

68歳・月の年金9万6517円女性の本音「第3号被保険者ではたいした年金額にならない」「墓に入ってからも通勤してそう」

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、埼玉県在住68歳女性のケースを紹介します。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、埼玉県在住68歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:68歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:埼玉県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:250万円
現在の貯蓄額:預貯金約1800万円、リスク資産25万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金19年、厚生年金22年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):5万5180円
老齢厚生年金(厚生年金):4万1337円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:なし

「子どもを育てるのにそうせざるを得なかったにもかかわらず」

現在の年金額について「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「専業主婦や扶養の範囲でパートをしていた時期が長く、子どもを育てるのにそうせざるを得なかったにもかかわらず、第3号被保険者ではたいした額にならず、外で働いていた男性との格差がありすぎる。同じだけの年金額であって然るべきだと思う」と語っています。

ひと月の支出は約「15万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

「年金で生活できないのでフルに働いている」

年金で足りない支出について、「年金で生活できないのでフルに働いて生活している。契約社員の収入で生活し、年金は貯蓄」しているという投稿者。

具体的な仕事内容は「公共料金の未納整理の事務」だそうで「60歳で職業訓練校に行き、パソコンのmosのエクセル、ワードの資格をとり、今の会社に入った。(最初はパート勤務だったが)4年目に契約社員となり、ボーナスも出るようになった」と、ご自身の努力で今の収入をつかみ取ったことがうかがえます。

月の手取りは「残業含めて17万~20万円位」とのことです。

「この年金では墓に入ってからも通勤してそうだ」

節約にも力を入れているという投稿者。

「小さく暮らすことを心がけている。昼はお弁当を持参するか300円以内。エアコンはつけない。夏は扇風機、冬はこたつのみ。旅行には行かない。お風呂はシャワーのみ。夕飯は多めに作って2~3日かけて食べる。電気代は夏でも4000円台。(電気代などが)もったいないので早く寝る」ことを日々実践しているそう。

やはり年金受給額の少なさがネックとのことで「この少ない年金で果たして生きていけるのかどうか」と不安をのぞかせます。

「寿命という不確定要素との兼ね合いなので、どうなるかさっばりわからない不安がある。とりあえず2000万円を貯めたら何とかなるのか? 死ぬまで働くのか? この少ない年金では墓に入ってからも通勤してそうだ」とコメント。

それでも「今は仕事があるので貯蓄が増えることが楽しみ。70まで働き、そのあとどうするか。来年一年かけて模索するが、家にいるのが大好きなので、習い事をしたいと思う」とこれからの生活を前向きに捉えられていました。

※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください