ピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷のコラボ再び！ クルミッ子味のマカロン＆バラ香るクルミッ子発売

ピエール・エルメ・パリのマカロンと鎌倉紅谷のクルミッ子のコラボレーションスイーツが再び登場。2023年秋に伊勢丹新宿店 新宿出店90周年を記念し、数量限定で販売した特別なスイーツです。

ピエール・エルメ・パリのマカロンと鎌倉紅谷のクルミッ子のコラボレーションスイーツが再び登場。2023年秋に伊勢丹新宿店 新宿出店90周年を記念して作られ、数量限定で販売された特別なスイーツです。「前回買えなかった」という人もチャレンジしてみて！（画像は提供、一部筆者撮影）

ピエール・エルメ・パリと鎌倉紅谷、コラボレーションのきっかけとは

コラボレーションのきっかけは、2023年1月に伊勢丹新宿店の新宿出店90周年の特別企画として、伊勢丹のオンラインショップ「MOO:D MARK（ムードマーク） BY ISETAN」のバイヤーが両社に持ち掛けたこと。両ブランドがコラボレーションしたら「お客さまにも驚きを持って喜んでいただけるのではないか」という思いから、両社の看板商品のコラボレーション企画につながっていきました。

互いの生産工場を見学し、それぞれの生産能力やスイーツ作りへのこだわりを理解するところから商品開発がスタートしたそうです。

「クルミッ子」の味と食感をマカロンで再現

ピエール・エルメ・パリは「マカロン クルミッ子」を販売。鎌倉紅谷の看板商品「クルミッ子」の味と食感をマカロンで再現したものです。

「クルミッ子」といえば、自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込んで、バターの生地で挟み込んだお菓子。「マカロン クルミッ子」は、鎌倉紅谷のクルミッ子キャラメルソースを使用したガナッシュとクルミをマカロンコックでサンドし、クルミッ子の味と食感を再現しています。

前回は平べったいクルミが1つ真ん中に入っていましたが、今回は粗く砕いたクルミをたっぷり入れることで、よりぎっしりした食感に進化しているそうです。

筆者も前回、運よく通販で入手し、食べてみましたが、マカロンでありながら、クルミッ子の雰囲気が感じられ、大変おいしかったことを記憶しています。

ローズ香る「イスパハン クルミッ子」

鎌倉紅谷は「イスパハン クルミッ子」を販売。「イスパハン」はピエール・エルメ・パリが開発したマカロン生地を使った生ケーキで、バラとライチとフランボワーズ、3つの華やかなハーモニーが楽しめる代表作です。

それぞれのお菓子の特徴であるクルミ、キャラメル、ローズ、フランボワーズをただ混ぜ合わせただけにならないよう、味のバランスを考えた配合に調整しています。また、きれいなピンク色になるよう、通常のクルミッ子とは異なる製法で焼き上げているとのことです。

こちらも運よく入手できたのですが、開封すると華やかなローズの香りがふわりと香り、フランボワーズの酸味にクルミッ子キャラメルのほろ苦さとクルミの食感が見事に調和していました。

「マカロン クルミッ子」も「イスパハン クルミッ子」も、もう一度食べたいと願っていたので、再販はとてもうれしいです。

「リスくん」がパリへ修行に

パッケージデザインは、鎌倉紅谷のキャラクター「リスくん」がパリへ修行に行く、というストーリー。

側面には、鎌倉でクルミッ子をつくっているリスくんと、パリでマカロンをつくっているリスくんが描かれています。窓の外には、鎌倉とパリの街が描かれており、時差があることから、昼と夜になっています。

「イスパハン クルミッ子」は、初めて中のフィルムデザインも変更。パティシエ姿のリスくんが描かれています。

Web販売は8月13日～

Webなどでの販売は8月13日から（ピエール・エルメ・パリ ⻘⼭ブティックでの店頭受け取り予約は8月5日から8月8日まで）。両社の公式オンラインショップをはじめ、店頭、百貨店のオンラインショップで販売されます。

それぞれ販売方法が異なりますので、公式Webサイト（鎌倉紅谷、ピエール・エルメ・パリ）をチェックしてください。

コラボレーションのきっかけとなった「MOO:D MARK by ISETAN」でのみ、セットでの販売＜マカロン 6個詰合わせ＆イスパハン クルミッ子 8個入（コラボステッカー付き）＞が行われますので、要チェック。

鎌倉紅谷公式オンラインショップでは単品販売は行われず、「イスパハン クルミッ子とクルミミのセット（イスパハン クルミッ子 8個入×1とイスパハン クルミミ×2）」（税込4698円）、「イスパハン クルミッ子食べくらべセット（イスパハン クルミッ子 8個入×1とクルミッ子8個入×1）」（税込3618円）のセット販売のみ。8月19日 15:00～8月21日 23:59まで抽選販売の受け付けが行われます。端っこを集めた「イスパハン クルミミ」は同ショップのみの販売なのでお見逃しなく。

今回は、いろいろな店舗で販売されるので、前回より入手しやすいかも。看板商品の貴重なコラボレーションをぜひ味わってみてください。

この記事の執筆者：田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。
(文:田辺 紫)