一生に1度は訪れたいポーランドの祝日 儚く美しいスピチミェシュの花の道に、華やかなウォヴィチの行列
オールアバウト / 2024年8月6日 21時35分
![一生に1度は訪れたいポーランドの祝日 儚く美しいスピチミェシュの花の道に、華やかなウォヴィチの行列](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/allabout/allabout_111057_0-small.jpg)
海外旅行に行くと現地のイベントやお祭りに出くわすことも。ポーランドでは5~6月頃に華やかな聖体節の祝日があります。2024年の聖体節のタイミングで実施されたプレスツアーに参加し、現地で体験したカトリック教徒が多いポーランドらしい祝日の様子をリポートします。
2024年の日本は、祝日が3連休になることが多い当たり年。海外にもさまざまな祝日がありますが、日本との大きな違いの1つは宗教に関連した祝日が多いこと。5月にプレスツアーで訪れたポーランドで「聖体節」と呼ばれる祝日を体験しました。ヨーロッパの中でも敬虔(けいけん)なカトリックの国であるポーランドらしい祝日の様子をリポートします。
聖体節って、どんな祝日?
![聖体節の日のポーランド・スピチミェシュの教会前](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e23218f066.jpg)
儚すぎる! 1日限りの「スピチミェシュ花の道」
![スピチミェシュの花の道](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e0e5a386e8.jpg)
![美しい花びらや葉っぱで作られている花の道](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e0f2d161e5.jpg)
![道のデザインは多彩で見飽きず、2キロ歩くのもあっという間](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e103911b7f.jpg)
聞けば、この日のために花を育てている人もいるとか。確かに道沿いの家々の庭にはカラフルな花が咲き誇っていました。
![教会のまわりには花の道を作る子どもの写真パネルの掲示も](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e13976812d.jpg)
ちなみにこの作業、特に現場を仕切るリーダーはいません。みんな自分がやるべきことを分かっていて、黙々と作業をします。そんな伝統が、親から子へ、そのまた子へと引き継がれてきたのです。
![教会前にある特別なデザインの花の道](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e152c3929c.jpg)
花の道を作る習慣のある場所は世界各地にありますが、約2キロもの長さの道を、村民が自分たちの庭の花をベースに作り上げるスタイルは、ほかにはあまりありません。最初は宗教的な意味はなく、ナポレオンが村を通ると聞き、歓迎のために用意したのがきっかけ。実際にはナポレオンは来なかったのですが、村民たちは花の道を作ることを続けたそうです。
![翌日の片付けも住民たちで](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e14d054a04.jpg)
![2024年5月オープンの聖体節記念センター](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e14b099ee8.jpg)
華やかな行列にくぎ付け! ウォヴィチの聖体節
![ウォヴィチの教会。ミサの最中、教会のまわりにも大勢の人がいた](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e1bac05076.jpg)
かつては教会が支配したウォヴィチ公国があり、農業が盛んで豊かでした。旧市街の真ん中に大きな広場があるのは町の豊かさの象徴だそうです。
![ミサの前になると、教会のまわりには民族衣装を着た人が続々集まってくる](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e1fca8990a.jpg)
![行列では特別な旗を持って進む](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e20a66534e.jpg)
![刺しゅうもかつては家々でやっていたが、今は工房に頼む人が多い](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e20f842212.jpg)
![撮影に笑顔で応じてくれたファミリー](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e2195a8574.jpg)
![行列は止まりながらゆっくり進む](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa_news/article/2024/07/22/669e2043366da.jpg)
取材協力:ポーランド政府観光局、LOTポーランド航空
古屋 江美子 プロフィール
旅行やグルメを中心にWebや雑誌など様々な媒体で活躍。これまでに訪れた国は約40ヶ国。出身地である山梨県の「やまなし大使」としてもさまざまな情報を発信中。
(文:古屋 江美子)
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