貧乏神を寄せ付けてしまう「感情」ってどんなの？

貧乏神には、できれば近づいてほしくないですよね。とはいえ、知らず知らずのうちに、貧乏神を引き寄せてしまう人もいるのも事実です。そのポイントとなるのが「感情」です。では、貧乏神を引き寄せてしまう「感情」とは、どのようなものなのでしょうか？

貧乏神とは貧乏をもたらす神様のことです。そんな神様には、できるだけ好かれたくないものですよね。

今回は貧乏神を引き寄せてしまう感情とはどのようなものなのか、考えてみましょう。

イライラは貧乏神を引き寄せる

学校や職場で、相手の対応に納得がいかず、イライラしてしまうということはありますよね。すぐに切り替えられれば問題ありませんが、いつまでもイライラを引きずっていると、自分も気付かないうちに周囲にマイナスな感情を発信してしまいます。

マイナスな感情は貧乏神の大好物。貧乏神を引き寄せてしまいますよね。

ネガティブな感情は超キケン

自分に自信がないようなとき、自分には無理、できない、他の人がふさわしい等、心で思い描くことはありませんか？

もし、このようなネガティブな感情が湧いてきたら要注意！ 貧乏神が近づいてきます。いや、もう横にいるかもしれませんよ。

ネガティブな感情というのは、表面化するとき、一見すると謙虚のように映るため、周りの人に嫌われないかもしれません。とはいえ、謙虚で発した言葉なのか、心底無理であったかを自分は知っていますよね。周りに嫌われなかったとしても、自分を信じない人に運は開いてくれません!!

大切なのは、自分の感情です。自信がないということは、自分を信じていないことを意味します。

自分を信じない人に運は開いてくれません!!

ポジティブマインドで貧乏神を寄せ付けない

貧乏神は絶対に近づいてほしくはないですよね。でも、イライラすること、ネガティブになることは、誰にだって起こり得ることです。

そこで大切なのが、ポジティブマインドで切り返すということです。

イライラしてしまったら、関係な場所で一気に吐き出すこと。対象は、人でもモノでもいいですよ。ただし、自分で良くない言葉を発してしまっているので、ポジティブな言葉である、「スッキリした」「楽しくなりそう」等の言葉を添えて、愚痴は終了してください。

ネガティブな感情を持ってしまうときには、自分が得意なことをイメージし、自分にできることを考えて、できない自分ではなく、できる自分をイメージすることです。

自分には、できることはないと考えてしまう人は多いのですが、誰かに相談したら「相談できる自分」、学校や会社に遅刻せずに通っているなら「遅刻しない自分」がいますよね。そんなこと、当たり前なんじゃない？と思うかもしれませんが、当たり前のことを当たり前にすることは、立派なことなのです。

ある海外のセレブの方とお話をさせていただいたとき、夜寝る前に一日を振り返り、自分の良い部分を褒めて、良い感情を持って眠りについていると話してくださいました。寝る前にプラスのイメージを持つことは、貧乏神を引き寄せないためには、大切なことなのですよ。

そして日々、笑顔を心がけること。いつも笑顔でいる人にはポジティブなイメージがあるため、周りの人からポジティブイメージを持たれるだけでなく、運を引き寄せる力が働くと言われています。つらいことがあっても、気持ちを切り替えて笑顔を作ってみてください。心なしか気持ちも和らいできますよ。

人はできないことを探しますが、できないことではなく、できることを探してください。そう考えると、できることってたくさんありますよね？

できることを探すのは、人間関係でも良い関係を築きやすくなります。自分のマインドだけでなく、人間関係も良くなれば、貧乏神に近づくスキは限りなく0に近づいていきますよ。

文：飯田 道子（ファイナンシャルプランナー）

金融機関勤務を経てFP（CFP、1級FP技能士）を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子（ファイナンシャルプランナー）)