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自宅に処方薬を届けてもらえる!「Amazonファーマシー」の利用方法と注意点を解説

オールアバウト / 2024年8月11日 20時15分

自宅に処方薬を届けてもらえる!「Amazonファーマシー」の利用方法と注意点を解説

Amazonがオンラインで処方薬を購入できるサービス「Amazonファーマシー」を開始しました。薬剤師によるオンラインでの服薬指導を受けると、処方薬を配送してもらうことが可能になります。Amazonファーマシーを利用する方法について解説します。(サムネイル画像出典:Koshiro K / Shutterstock.com)

2024年7月にスタートした「Amazonファーマシー」とは?

Amazonは、薬剤師によるオンライン服薬指導から処方薬の配送まで利用可能なサービス「Amazonファーマシー」を2024年7月23日から日本で開始しました。

Amazonショッピングアプリ上で、Amazonファーマシーに登録されている薬局の薬剤師によるオンライン服薬指導を受ければ、処方薬を自宅で受け取ることができます。

Amazonファーマシーにはどんなメリットがある?

薬局で処方薬を購入するには、紙の処方箋を薬局に持っていき、服薬指導を受けて購入する必要があります。そのため、近くに薬局がない人、定期的に薬を購入する必要がある人も手間を要する仕組みになっているのが現状です。

Amazonファーマシーでは、希望の日時に薬剤師による薬の説明をオンラインで受け、Amazon上で決済し、希望の場所に配送してもらうことができます。慢性疾患などにより定期的に処方薬を必要としている人、移動や待ち時間の手間を減らしたい人にとっては、非常に利便性が高いサービスとなっています。

Amazonファーマシーを利用するために必要なものは?

Amazonファーマシーを利用する際に必要なものは3つあります。

■Amazonアカウント

■Amazonショッピングアプリ
Amazonで通常の買い物を行うアプリです。専用アプリをダウンロードする必要はありません。なおモバイルブラウザやデスクトップブラウザ、プライム・ビデオアプリやKindleのAmazonショッピングアプリといった他のAmazon関連アプリでは利用できません。

■電子処方箋
電子処方箋とは通常紙の処方箋を電子化したもので、電子処方箋に対応した医療機関での受診時に発行してもらうことができます。

Amazonファーマシーの利用方法

Amazonファーマシーの利用方法は次の通りです。

ステップ1:Amazonファーマシーで利用登録をする

スマホやタブレットでAmazonのショッピングアプリを開き、「ファーマシー」と検索し、「amazonファーマシー」をタップします。
「ファーマシー」と検索し、「amazonファーマシー」をタップ
以降は指示に従って利用登録を行います。氏名、生年月日、性別、電話番号などを入力するだけなので、2~3分ほどで完了します。
指示に従って利用登録を行う

ステップ2:医療機関で入手した電子処方箋の用紙をアップロードする

医療機関での受診時、引換番号が記載された電子処方箋の「処方内容(控え)」の用紙を受け取ります。これをカメラで撮影し、プロフィールにアップロードします。
電子処方箋の「処方内容(控え)」をアップロードする
医療機関での受診は、電子処方箋に対応している近隣の医療機関、またはAmazonファーマシーが提携しているクラウド診療システム「CLINICS(クリニクス)」を導入している医療機関でのオンライン診療の場合があります。

ステップ3:薬局を選択し、オンライン服薬指導を予約する

オンラインでの服薬指導を受ける薬局をリストから選択し、予約します。2024年7月23日時点で、対象薬局は全国に約2500店舗あります。服薬指導を受ける薬局をリストから選択し、予約する
予約の際には健康保険証の画像をアップロードする必要があります。
予約日時になったら、ビデオ電話でオンライン服薬指導を受ける
予約日時になったら、ビデオ電話を利用してオンライン服薬指導を受けます。

ステップ4:処方薬を受け取る

受け取り方法としては、店舗に赴いて受け取る方法と、自宅などの指定の場所に配送してもらう方法があります。店舗で処方薬を受け取るには、服薬指導の予約時またはビデオ通話中に店舗で受け取る旨を薬局に伝えましょう。

なお、配送の場合は配送料がかかります(550円~)。

Amazonファーマシー利用上の注意点

Amazonファーマシーを利用する際には、注意しておきたいこともあります。

■利用できない処方箋がある
従来の紙の処方箋でAmazonファーマシーを利用することはできません。電子処方箋が必要となります。

■全ての医療機関が電子処方箋に対応しているわけではない
電子処方箋に対応した医療機関でのみ電子処方箋を受け取ることができます。医療機関検索サイトで検索できますので、利用予定の医療機関が対応しているかどうか調べておきましょう。

■ビデオ電話をオンにして服薬指導を受ける必要がある
薬局はユーザーの状態などをビデオ電話で確認しながら服薬指導を行うので、ビデオをオフにした状態で服薬指導を受けることはできません。

■置き配はできない
Amazonファーマシーでは置き配を含む配送指示の設定はできません。

■処方薬によっては配送不可の場合もある
処方薬の種類や状況によっては、配送での受け取りではなく、店舗での受け取りを行う必要がある場合もあります。

■18歳未満の子どもの薬を受け取りたい場合
18歳未満の未成年者の利用の際は、Amazonファーマシーのプロフィールを親権者または未成年後見人に作成、管理してもらう必要があります。子ども医療証などの必要な書類もプロフィールに登録することができます。
(文:福田 正人(インターネットサービスガイド))

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