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月の老齢年金21万5000円・資産5000万円「年金のもらい方には注意が必要」と語る66歳男性の税金対策

オールアバウト / 2024年8月16日 20時5分

月の老齢年金21万5000円・資産5000万円「年金のもらい方には注意が必要」と語る66歳男性の税金対策

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住66歳男性のケースを紹介します。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住66歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:66歳男性
同居家族構成:本人、妻(60歳)、子(13歳)
居住地:神奈川県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1200万円
現在の貯蓄額:預貯金1000万円、リスク資産4000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金41年10カ月

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):繰下げ中
老齢厚生年金(厚生年金):21万5000円(加給年金を含む)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金50万2000円(年額)、個人年金は繰下げ中(10年確定、年200万円)

配偶者の年金や収入:不明

「年金だけでは足りないが、株などの運用で資産は減じてない」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「生活の上では、年金だけでは足りないが、個人事業主としての収入と、株などの運用で、資産は減じてない」と語っています。

ひと月の支出は「約50万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

「年金の貰い方には注意が必要かと思う」

年金で足りない支出については「自営業で働いている。青色申告控除前所得で年120万円、株式などの配当、譲渡利益で年100万円、アルバイトで年間10万円位、児童手当や、就学援助で年間20万円」で賄っているという投稿者。

老齢基礎年金や個人年金などの受給年齢を繰下げたそうですが、「リタイア前の仕事をベースにした技術や事業的なコンサルを月に40~50時間ほど、収入としては約250万円で、法規制の解説記事を月に10~20時間ほど、収入は約50万円」あるといいます。

「自宅以外の賃貸などは経費計上している。最終的な所得は55万円」とのこと。

さらには「経営セーフティ共済や小規模企業共済の上限に入り、所得税金ゼロ、(住民税は)均等割ゼロの見込」と節税対策もしっかりとされている様子です。

「個人年金をもらうと、所得が130万円位加わるので、売上が減少しても、個人事業主は継続し、共済に入り続ける。貰い方には注意が必要かと思っている」とのこと。

「株式投資をもっとしておけば良かった」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「個人年金保険を1998年頃にひとつ解約したこと。その後の低金利時代を予見できなかった。株式投資をもっとしておけば良かった」と回答。

今後の生活の不安については「物価上昇による、年金や資産の目減り」とコメント。

いっぽうで「年金で基本的な生活費は賄えている。教育費贈与などの運用益で子供の教育費も。働いた分の収入は、全部使っても良いので、毎月旅行には出かけている」と教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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