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海外旅行のトラブルは出費がかさむ…備えておくべき“7つのこと”

オールアバウト / 2024年8月13日 21時15分

海外旅行のトラブルは出費がかさむ…備えておくべき“7つのこと”

海外旅行でトラブルにあうと、意外と出費がかさみます。「ロストバゲージした」「熱中症になった」「パスポートの盗難にあった」などのトラブルにあったときに、無駄な支出を増やさないための対策をご紹介します。

楽しいはずの海外旅行では、予想もしていなかったトラブルが起きることも。日本とは違う環境のため、そのトラブルに対応するために時間がかかったり余計な支出が発生したりしてしまうことがあるのです。

今回は、万が一海外旅行でトラブルにあったときのために備えておきたいことをご紹介します。

ロストバゲージに備えて機内に持ち込んでおくべきもの

たびたび起こるロストバゲージ
ロストバゲージとは、飛行機に搭乗する際に預け入れした荷物が行方不明になることを指します。ロストバゲージが起こると、いざ旅先に到着しても持ち物が全くなくて何もできないということになりかねません。

近年は、「Apple社の『AirTag』のような紛失防止タグを預け入れ荷物に入れても問題ない」とWebサイトに明記している航空会社もあります。そのような航空会社を利用する場合は、紛失防止タグを預け入れ荷物に入れておけば、万が一荷物が違う空港に行ってしまっても早く見つかり、安心です。

とはいえ、違う空港に行ってしまった荷物がすぐに届くわけではありません。できれば1日分の着替えは機内に持ち込んでおいたほうがいいでしょう。毎日服用しなければならない薬がある人は、薬は機内に持ち込むようにしたほうが安全です。

雨に備えて靴カバーか防水シューズを着用

雨に備えた靴カバーはホームセンターや大手通販サイトで買える
旅行の持ち物として傘を持っていく人は多いと思います。しかし豪雨の場合は、靴がびしょびしょに濡れてしまうことも。靴が濡れてしまうと、脱ぐまで気持ち悪い状態のままですし、ホテルに戻ってから乾かす作業も大変です。

無駄な時間を費やさないためにも、旅行のときは防水シューズを履くか雨用の靴カバーを持ち歩いておくことをおすすめします。

何かと役立つチャック付き保存袋

いろいろ使い道があるチャック付きの保存袋
チャック付きの保存袋も旅行に持っていくと便利です。豪雨のときには、スマートフォンやモバイルバッテリー、財布やパスポートなどは濡らさないようにチャック付きの袋に入れておくといいでしょう。調味料など、液体のものをお土産に買ったときには、漏れ防止に使えます。

熱中症など突然の体調不良に備えておく

パウダータイプの経口補水液ならコンパクト
旅先では暑い日でも外で活動しがちで、熱中症になりかねません。体調不良で高熱が出ることも考えられます。日本国内であれば、近くのコンビニエンスストアやドラッグストアでスポーツドリンクや経口補水液を買えますが、海外では必ずしも近くにあるとは限りません。体調が悪いとそれらを探し歩くことが困難な場合も。

筆者が必ず出張や旅行に持っていくようにしているのは、パウダータイプの経口補水液です。パウダータイプの経口補水液であれば、持って行ったとしても場所をとりません。飲むときには水が必要になりますが、海外であっても水ならすぐに手に入るでしょう。

経口補水液以外にも、解熱鎮痛剤や下痢止めは日本から持っていくことをおすすめします。旅先で体調を崩すと、地元の薬局に行って症状を伝えるのも大変ですし、薬を買ったとしてもそれが体にあうのか不安になることも。普段使っている薬を持っておくと安心です。

パスポートの盗難にあったときに備えて

パスポートの盗難にも備えたい
パスポートの盗難にあうと当然ながら日本に帰ってこれません。海外でパスポートの紛失や盗難が起こった場合は、その国の大使館や総領事館に行ってパスポートを再発行するか、「帰国のための渡航書」を発行してもらう必要があります。

手続きには申請書や警察の罹災証明書などが必要になりますが、それ以外に必要なのが6カ月以内に撮影した写真。さらに、パスポート再発行の場合は戸籍謄本(原本)、「帰国のための渡航書」発行の場合は日本国籍があることを確認できる書類がそれぞれ必要となるのです。

日本に帰るだけであれば「帰国のための渡航書」があればよいので、パスポートやマイナンバーカードのコピーや写真は持ち歩いておくことをおすすめします。現金と予備のクレジットカードも入れておくと安心です。

実際に筆者もパスポート、現金、免許証などをまとめていたバッグを奪われて帰国できなくなった経験があります。そのときは、別の荷物に写真とパスポートのコピーを入れていたので手続きはスムーズに済みました。

セキュリティボックスの中に入れたものを忘れないようにする

セキュリティボックスの中は出発前に要チェック
パスポートや現金などをホテルのセキュリティボックスに入れる人は多いと思います。それをまとめて忘れてきてしまうと大変なことに……。

筆者はセキュリティボックスに入れていることを忘れないために、付箋を部屋の入口とスーツケースに貼り付けています。荷物をまとめているときや部屋を出るときに、付箋の存在でセキュリティボックスを思い出すことができるのです。

スマートフォンに入れておくといいアプリ

海外旅行で入れておきたいスマートフォンのアプリとは?
今はスマートフォンを持って海外旅行に行く人がほとんどでしょう。便利な世の中になったもので、スマートフォンがあれば地図をすぐに確認できますし、翻訳も簡単にできます。海外旅行で入れておきたいアプリやブックマークに登録しておきたいWebサイトは以下の6つです。

Googleマップ

今や多くの人が使っている地図アプリ。海外でも同様に使うことができます。目的地を入れてどちらの方向に進めばいいか、画面だけでなく音声でも教えてくれるGoogleマップ。地図を凝視しなくてもイヤホンを片耳だけに入れて歩いていれば、周囲に注意しながら進むことができます。

Google翻訳

全く言葉が通じない相手でも、音声やテキストで現地の言葉でやり取りができます。

両替電卓

旅行先で買い物をしていて、日本円での価値がパッと計算できないときに便利です。

Uber、Grabなどの配車サービスアプリ

今は多くの国でUberやGrabのような配車サービスが普及しています。タクシーだと行き先が通じなかったり、遠回りされてぼったくられたりという不安があったりもしますが、配車サービスであれば画面に行き先を入力した時点で金額も確定されるので、ぼったくられる心配もないでしょう。

支払いをクレジットカード決済にしておけば、お金のやり取りも不要。配車サービスによっては、チップもスマホ上で支払うことができます。

旅先に配車サービスががあるかどうか事前に確認し、あるようでしたら事前にアプリをインストールして支払い手段まで登録しておくと、空港に着いてすぐに使えるので便利です。

「海外安全アプリ」「たびレジ」

どちらも外務省のアプリです。「海外安全アプリ」はスマートフォンのGPS機能を利用して、現在地や周辺国、周辺地域の海外安全情報を表示してくれます。「たびレジ」は渡航予定を登録しておくと、現地の事件や事故を通知してくれるアプリです。

Visit Japan

「Visit Japan」はデジタル庁のWebサービスです(アプリではありません)。検疫、入国審査、税関申告、免税購入といった入国手続きをスマートフォンで行うことができます。入国手続きに必要な情報を事前に登録し、入国手続き時に二次元コードを提示するとあっという間に入国手続きが完了します。

何かと不慣れなことが多い海外でトラブルが起こった場合には、予想していなかった支出が発生したり、せっかくの旅の時間を費やしてしまったりします。トラブルが起こらないようにすることが一番ですが、起こってしまったときにスムーズに対応できるように備えておいてはいかがでしょうか。
(文:矢野 きくの(節約ガイド))

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