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熱中症の危険は家の中にも……「ポータブル温湿度計」を活用して危険度をチェック!

オールアバウト / 2024年8月17日 21時15分

熱中症の危険は家の中にも……「ポータブル温湿度計」を活用して危険度をチェック!

熱中症は屋外で運動しているときだけでなく、家の中で発症することも。しかし、「ポータブル温湿度計」があれば、屋外でも屋内でも熱中症予防に役立つのです。今回は、実際にポータブル温湿度計を利用している筆者がその活用方法をご紹介します。

毎日のように熱中症で救急搬送される人のニュースが流れる日々。「熱中症の危険があるときは屋外での活動は控えるように」とよく言われますが、実は熱中症で救急搬送される人のうち、4割が室内で発症しているのをご存知でしょうか。「家の中にいるから安心」とはいかないのです。

今回は、ポータブル温湿度計を使用している筆者がおすすめする活用方法をご紹介します。

熱中症の危険は温度だけではない! 湿度も重要

熱中症警戒アラートの元となっているのが暑さ指数(WBGT)。これは乾球温度計、湿球温度計、黒球温度計によって計測された値を使って計算されるものですが、その割合は1:7:2と湿度に重きがおかれています。

湿度が高くなると汗が蒸発しづらくなり熱中症の危険が高まるので、湿度のチェックも重要なのです。

どこでも持ち歩ける「ポータブル温湿度計」が便利

筆者が利用しているdretecのポータブル温湿度計
筆者が利用しているのはdretecというメーカーのポータブル温湿度計ですが、同様の機能があればどのメーカーのものでもいいでしょう。

温度と湿度が表示され、熱中症レベルが注意・警戒・厳重警戒・危険のレベルで表示されます。熱中症危険度はアラームとランプで知らせてくれるので、子どもでも分かりやすいでしょう。
熱中症レベルが表示される
アラームは音を消すことも可能です。
アラーム音は消すことも可能
必要なのは、CR2032のリチウム電池1個です。
CR2032のリチウム電池1個が必要
面ファスナーなので必要なところへの取り付け、取り外しを簡単に行うことができます。
面ファスナーなので取り付け・取り外しが簡単

数字で見ることで熱中症の危険度を認識できる

屋外にいてカンカン照りの中であれば、熱中症の危険を感じやすいかもしれません。しかし、前述のように熱中症には湿度も大きく関わってきます。

先日キャンプに行った際も「山は涼しいねぇ」などと言っていたのですが、ふと温湿度計を見ると高湿度となっていて、「厳重警戒」と表示が出ていました。
感覚だけでは分からないことも数字と文字で認識できる

家事をしている最中も身につけておきたい

「家の中はエアコンをつけているから大丈夫」と思っている人もいるのではないでしょうか。部屋の大きさやエアコンの性能によっては、エアコンの設定温度と室温は全然違うということもありえます。熱中症を予防するためには人がいる場所の温度と湿度が重要。そのためにも、ポータブル温湿度計は身につけておきたいものです。
エアコンの設定温度と人がいる場所の温度が同じとは限らない
筆者がある日計ってみると、キッチンがある部屋でエアコンの設定温度を27.5度にしていても、実際に調理する場所では31度、湿度88%で、熱中症レベルの表示は「危険」となっていました。これで調理を始めればさらに温度は上がります。この事実に気づけるのは、やはり温湿度計で温度や湿度を数値として目にするからです。

アイロンをかけているときなども気をつけたいですね。

屋外での熱中症予防にはもちろん、家の中での熱中症予防のためにも、身につけられるポータブル温湿度計を活用してみてはいかがでしょうか。dretec(ドリテック) 温湿度計 デジタル 熱中症 アラーム・ランプ付 携帯 O-289BK(ブラック)
(文:矢野 きくの(節約ガイド))

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