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貯金は筋トレ? お金を貯めるために必要なものとは

オールアバウト / 2024年8月22日 19時30分

貯金は筋トレ? お金を貯めるために必要なものとは

お金を貯めるのはカンタンではありません。たくさんの誘惑に打ち克つ必要があるからです。買いたいものを買わずに我慢するなど、ある種の「ストイックさ」が必要です。そう考えると、貯金は筋トレと似ています。

お金を貯めるのはカンタンではありません。たくさんの誘惑に打ち克つ必要があるからです。買いたいものを買わずに我慢するなど、ある種の「ストイックさ」が必要です。そう考えると、貯金は筋トレと似ています。

貯金を成功させる唯一の方法

貯金を成功させる唯一の方法は、「お金を使う誘惑に克つ」ことです。衝動買いや不必要な出費を避け、支出を「自律の力」でコントロールするしかありません。

例えば、毎日のコーヒー代を節約する、外食を控えて自炊する、セールだからといって不必要なものを買わないなど、小さな自律を積み重ねることで、お金が貯まっていきます。

「自律」の力は鍛えられる

アメリカの学者であるM Muravenが1999年に発表したセルフコントロールについての論文によると、ありがたいことに、この「自律」の力は鍛えることができるようです。

これも筋トレと似ています。

筆者は大学生の頃にかなり貯金をしていたのですが、当時は「昼飯はカップ麺」「夜飯は牛丼」など、かなり無理をしながらお金を貯めていました。

当時、筆者は大学受験に失敗して打ちひしがれていました。そんな中、「大学受験には失敗したけれど、社会に出たときには、お金持ちになって成功してやる」と考えて、ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん 貧乏父さん』を読み、株式投資を始めるためにお金を貯めていたのです。

いま思えば無茶な暮らしをしていましたが、このときのストイックな支出管理は、年を取った今でも残っています。はじめのうちはしんどかったですが、続けるうちに「お金を貯めることが当たり前」になり、慣れると余裕すら出てきました。

すると今度は貯金のペースを引き上げて「もっと貯めよう」と支出を切り詰め、さらにストイックになりました。

筋肉がない細腕だと腕立て伏せが10回でもしんどいですが、慣れてくると20回でも30回でもできるようになるのと一緒です。

逆に、筋肉が使わなければ衰えてしまうように、自律する力も鍛えなければ衰えてしまうでしょう。たとえば、あるていど貯金ができたところで「そろそろ支出を増やしてもいいかな」と気を抜くと、どんどん支出が増えて貯金できなくなる恐れがあります。

まとめ

お金持ちになることの是非はさておき、すくなくともお金持ちを目指すなら、「貯金」は基礎体力づくりみたいなものです。

手を抜けば貯まるお金は減るし、複利で増やすこともできません。逆に、ストイックに貯める習慣が身につけば、そのうち「歯磨き」するのと同じくらい自然にお金を貯められるし、資産運用で増やすチャンスも増えるでしょう。

先にも述べたように、「自律」の力は鍛えることができます。貯金はいわば「お金持ちになるための筋トレ」みたいなものですから、お金持ちを目指している方は、金銭感覚を鍛えるトレーニングのつもりで臨むといいかもしれません。

参考資料:貯金は筋トレ? お金を貯めるために必要なものとは(https://allabout.co.jp/gm/gc/504780/)

文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)

18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。
(文:中原 良太(個人投資家・トレーダー))

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