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「メルカリで稼げる人」ってどんな人? 不要品を売ってお金を得続けるための3つのポイント

オールアバウト / 2024年8月24日 21時50分

「メルカリで稼げる人」ってどんな人? 不要品を売ってお金を得続けるための3つのポイント

「仕事を辞めて、メルカリ1本で生活したい」そんなふうに考えている人もいるかもしれません。メルカリで稼げる人とはどんな人なのでしょうか。この記事では、メルカリでお金を得続けるための3つのポイントを紹介します。


メルカリに登録すれば、自由にものの売買ができます。そのため、「メルカリで生活費を稼ごう」「仕事を辞めてメルカリに専念しよう」と考える人もいるかもしれません。でも、誰でもメルカリで稼げるかというと、そんなに簡単な話ではないように筆者は思います。

この記事では、メルカリではどのくらい稼げるのか、稼ぐために必要なことはなにかについて解説していきます。

不要品を売るだけでも、50万~100万円くらいは稼げる可能性がある

稼ぐといっても人によってイメージする金額は違うと思いますが、1~2カ月分の生活費を賄える額、具体的には50万~100万円くらいであれば、稼ぐことは可能かもしれません。
メルカリが公表したかくれ資産は、国民1人あたり約53万円(出典:メルカリのプレスリリース)
というのも、メルカリが2023年11月に公表した「かくれ資産」(1年以上使用しておらず、理由なく家庭内に保管しているモノを不要品とし、不要品保管数量調査および「メルカリ」の平均取引価格により不要品を金額換算した数値)は、国民1人あたり約53万円。
アパレル品の資産総額は、国民1人あたり約71万円(出典:メルカリのプレスリリース)
さらに、洋服やバッグ、靴などのアパレル品の数量とメルカリでの平均取引価格を掛け合わせた「アパレル資産」は、1人あたり約71万円となっています。これだけの資産を持っているということは、メルカリで売れば1~2カ月分の生活費を賄える可能性はあるのです。

もちろん、かくれ資産の金額は個人差がありますし、メルカリでの取引相場も変化しているため、いつでも誰でもこれくらい稼げる、というわけではありません。

かくれ資産は「1年以上使用していないもの」をカウントして算出した数値であり、基本的には多くの不要品が自宅に眠っている場合の金額と考えることもできます。したがって、普段からメルカリやリサイクルショップなどで不要品を売ったり、処分をしたりしている人は、これほどの金額を稼ぐのは難しいかもしれません。

一方で、生活をしている以上ものを買いますし、それが不要になるタイミングもそのうちやってきます。そう考えると、不要品は時間の経過とともに徐々に出てくる可能性が高いでしょう。

実際、筆者はYahoo!オークションを含めると20年ほど不要品を売り続けてきました。「それだけ続けていたら、家から不要品がなくなるのでは?」とよく聞かれますが、生活をしていると出てくるものです。生活ができるほどの金額にはなりませんが、お小遣い程度にはなっています。

メルカリでお金を得るためにまず必要なこと

メルカリで稼いで生活していきたいなら、まずは「お金を得続ける」方法を考えていきましょう。メルカリで継続的に利益を出せる人は、以下の3つのポイントを押さえているのではないかと筆者は考えます。

1. 潔く出品できる

メルカリで売れそうな不要品があっても、「いつか使うかもしれない」と思ってなかなか出品に踏み切れない人がいます。メルカリでは不要品を出品しないことにはお金を得られません。「もう使わない」と決め、潔く出品することが大切になってきます。

季節ものでないアイテムなら、「半年以上動かしていない」「埃をかぶっている」といったものは出品対象と判断するといいでしょう。洋服などの季節ものであれば、今シーズンの着用回数で決めるのもいいと思います。もし1回も使っていないものなら、次のシーズンも使わない可能性が高いからです。

また「せっかく高い値段で買ったものだから、手放すのはもったいない」と思うこともあると思いますが、使っていないなら潔く出品しましょう。例外はあれど、たいていのものは時間の経過とともに価値が下がっていきます。買った時よりも相場が下がるのは当然のこと。さらに価値が下がってしまう前に売った方が賢明とも考えられます。

2. トラブルが起きたら、反省はしてもめげない

メルカリではユーザー同士のトラブルが起きることもあり得ます。出品者の立場なら、購入者からクレームが入ることも。そのようなトラブルに遭ったら、反省をする必要はあるでしょうが、めげずに続けることが大切です。メルカリ自体をやめてしまうと、お金を得られなくなります。

トラブルに至った経緯を反省し、「次は注意しよう」と前向きになれる人なら、メルカリでお金を得られる人になれるのではないでしょうか。

3. メルカリに振り回されず、自分のペースで続けられる

ユーザーからの「いいね!」を気にしすぎてしまったり、「コメントが来たらすぐに返信しないと!」と構えすぎたりすると、そのうちメルカリを使うのが面倒になってくるかもしれません。そのようにメルカリに振り回されてしまうと、長く続けるのは難しくなってしまいます。

自分のペースで空いた時間に利用するのが、メルカリを続けるコツです。今の生活や仕事、子育てなどを優先し、メルカリを自然に生活の中に取り入れることができる人は、お金を得ることができると思います。

メルカリで一時的にお金を得ることは難しくありませんが、大切なのはお金を得続けることだと筆者は考えます。そのためには、出品するものを用意すること、売ろうと思う気持ち、そして辞めないことがポイントとなるのではないでしょうか。

メルカリを本業にするなら、仕入れやトレンドの調査などが必要

「メルカリで生活したい!」という考えなら、稼ぎ続けなければなりません。そのために必要なのはなんといっても商品。仕入れルートやトレンドの調査をして仕入れた商品を、メルカリで売っていくことになると思います。その時に活用できるのがメルカリShopsです。

メルカリShopsではたくさんの業者さんや農家さんが出店をしています。なかには本当に稼ぐユーザーさんもいると聞きますから、ものを仕入れたり、あるいは作ったりして売ることでメルカリを本業にして生活をしていくことも可能なのだと思います。

メルカリで稼ぎ続けるのは、簡単ではない部分もあります。でも目の前にメルカリというプラットフォームがあるなら、それを活用していかないのはもったいないのかもしれません。まずは不要品を売るところから始め、そのうち仕入れなどに挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。
(文:川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド))

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