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65歳で会社を退職して年金を月11万円もらいながら年収200万円ほど稼いだら、年金は減らされる?

オールアバウト / 2024年8月28日 20時30分

65歳で会社を退職して年金を月11万円もらいながら年収200万円ほど稼いだら、年金は減らされる?

年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、65歳で会社を退職して、年金をもらいながら年収200万円ほど稼ごうと思っている男性からのご相談に、専門家が回答します。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。

今回は、65歳で会社を退職して、年金をもらいながら年収200万円ほど稼ごうと思っている男性からのご相談です。

Q:65歳で会社を退職して年金を月11万円もらいながら年収200万円ほど稼いだら、年金は減らされる?

「65歳で会社を退職して老齢厚生年金を月11万円もらいながら、厚生年金に加入する勤務先で年収200万円ほど稼いだら、老齢厚生年金は減らされる?」(60歳・男性)

A:老齢厚生年金は減額されません

厚生年金に加入して給与収入を得ながら老齢厚生年金を受け取ると、在職老齢年金制度によって、老齢厚生年金が一部または全額支給停止になってしまうことがあります。

標準報酬月額(毎月の給与収入等が目安)と基本月額(年額の老齢厚生年金を12で割ったもののこと)を足した金額が一定額(50万円)を超えなければ、老齢厚生年金額が減らされることはありません。

相談者が、年収200万円(月額:約16万6000円)でお仕事をされ、毎月11万円の老齢厚生年金を受け取った場合、老齢厚生年金が減らされるか計算してみます(標準報酬月額は16万6000円とします)。

16万6000円(標準報酬月額)+11万円(基本月額)=27万6000円≦50万円

このように、相談者の場合は27万6000円と、50万円を下回るため、在職老齢年金によって老齢厚生年金が支給停止になることはありません。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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