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電気ケトルは何年で買い替えるべき? “寿命のサイン”はある?【家電のプロが解説】

オールアバウト / 2024年8月26日 21時25分

電気ケトルは何年で買い替えるべき? “寿命のサイン”はある?【家電のプロが解説】

電気ケトルが突然壊れてしまったら困りますよね。買い替えの目安、寿命はどの程度なのでしょうか。「All About」ガイドで、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演する安蔵靖志が解説します。

簡単にお湯を沸かすことができ、便利な電気ケトル。それだけに、突然壊れてしまっては困りますよね。買い替えの目安、寿命はどれくらいなのでしょうか。

「All About」ガイドで、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演する安蔵靖志が解説します。

(今回の質問)
電気ケトルの買い替えの目安はどれくらいでしょうか?

(回答)
5年程度が1つの目安となります。もし、5年以上の期間使って故障や不具合が生じている場合は買い替えを検討しましょう。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

「5年程度」を目安と考えるとよいでしょう

家電製品の多くは、「家庭電気製品製造業における表示に関する公正競争規約及び施行規則」の第12条で「補修用性能部品の保有期間」が定められています。これは家電製品が故障した時に修理するため部品を家電メーカーが保有しなければならない期間のことです。この保有期間が買い替えの目安となるのですが、「電気ポット」は「5年」と定められている一方で、実は「電気ケトル」は定められていません。

電気ケトルはヒーターで水を温め、沸騰したらスイッチを切るという比較的シンプルな機能しか持たないので、沸騰したら保温し続ける電気ポットよりも故障するリスクが比較的少ないのです。そのため、10~20年使える製品も少なくありません。

ただし、据え置きで使うことの多い電気ポットに比べて持ち運んで使う機会が多いことから、家具などにぶつけたり落としたりして破損する危険性があります。そのため、電気ポットと同様に5年程度が買い替えの目安と考えるといいでしょう。

買い替えを検討するべき「サイン」は?

もちろん、普通にお湯を沸かせるのであれば10年でも20年でも使っていいと思いますが、5年以上経過して故障もしくは以下のような症状が出たら買い替えを検討するといいでしょう。

スイッチの故障

電源が入らない、または沸騰しない場合は、内部の故障が考えられます。

水漏れやヒビ割れ

内ぶたのパッキンが劣化して水漏れが発生することがあります。プラスチック製のケトルは特に劣化しやすいです。

異常な音

使用中に異常な音がする場合は、内部の部品が劣化している可能性があります。

変色や汚れ

内部が茶色や白っぽく変色し、クエン酸洗浄でも落ちない場合は、衛生面での問題が考えられます。

これらのサインが見られた場合は、安全性や効率を考慮して買い替えを検討するのがよいでしょう。

この記事の筆者:安蔵 靖志
ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。記事執筆のほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。ラジオ番組の家電コーナーの構成なども手掛ける。
(文:安蔵 靖志)

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