モテる女性が無意識にやっている5つのこと。“人間モテ”している人の共通項「人間力」とは？

男女関わらず、誰からも好かれるような“人間モテ”をしている女性の特徴について、心理カウンセラーの佐々木もよこが解説します。

皆さんはモテる女性と聞くと、どんな人物を想像しますか？ 美人、聡明、笑顔がすてき、周りに気配りができる……男性にモテる女性もすてきですが、男女共にモテる女性はもっとすてきに輝いて見えるのは筆者だけでしょうか？ 今回は、「人間としてモテる女性」について、考えてみたいと思います。

モテる女性の共通項、「人間力」とは？

筆者の周りで、男女関わらず“人間モテ”をしている人には、共通して「人間力」があります。コミュニケーションに長けていて、自分に自信があり、自己管理能力も高いです。

また、責任感や倫理観がしっかりしていることも人間力の要素。人によってはコミュニケーションが苦手な方や、自分に自信が持てないという人もいるでしょう。

では、より「人間力」を身に付け、人間としてモテるには具体的にどんなことが必要でしょうか？

1：自分で自分の機嫌が取れる

モテる女性は、感情の波がそれほど大きくありません。もちろん落ち込むこともありますが、そんな時は、自分の喜ぶことを惜しげなくして自分の機嫌を上手に取ることができます。

筆者の友人は、ストレスの多い職場で管理職を勤めているにもかかわらず、いつもフラットで前向きです。彼女は仕事以外で料理教室のアシスタントを週2回務め、そこで大好きな料理や仲間たちと関わることでリセットできるのだそう。

ちょっとぜいたくをしておいしいものを食べる、友達と話す、エステサロンに行く、好きな音楽を聴く……まずは、自分がどんなことをすると気分が良くなるのか、あらためて知ることが大切。誰かに機嫌を取ってもらうのでなく、自分で自分をコントロールすることができれば、周囲の人に当たることもなく気分を落ち着かせることができるのです。

2：ポジティブに捉えられる

自分の身の回りで嫌なことが起きた時、自分に自信がないと、「私のせいだ」「私がこうしたからだ」と自分自身の中に原因を探そうとします。そしてどんどん落ち込み、負のループへ……。

モテる女性は、必要以上に相手の言葉の意味をくみ取ろうとしたり、深く考えすぎることはしません。自分の反省はしつつもいつまでも引きずらず、起きたことは仕方ないから、「ここからどうしていくか」と“今”に目を向けます。

3：伝え方が上手

腹が立つことがあった時、「どうしてこうしてくれなかったの」と相手の非を追求していませんか？ モテる女性は、自分の気持ちを伝えるのが上手です。

例えば、後輩がミスをした時、「あなたならやってくれると思っていたから、ちょっと残念だったわ」と怒りの裏にある素直な気持ちを伝えることができるので、相手も「期待されていたんだな」と気付き、険悪になることなく円滑なコミュニケーションが築けます。

4：受け取り上手

あなたは誰かに褒められた時、上手に受け取れていますか？「すてきですね」と言われて、「そんなことないです！」と謙遜するなんて言語道断です。

以前、五輪メダリストのアスリートの人と話した時、彼女のマインドや努力の話を聞き、「本当に素晴らしいですね」とお伝えしたところ「ありがとうございます！」と、素直にきちんと受け取ってくれて、ものすごくうれしかったのを覚えています。

またほかの“モテ女子”も「ありがとう。○○さんにそう言ってもらえるとすごくうれしい！」と受け取り、相手の気分も良くしてくれるので、ますます好かれる理由が分かりました。あなたも誰かを褒めた時に、素直に受け取ってもらえるとうれしいはずですよ。

5：我慢をしすぎない

モテる女性はしっかりとした自分の意見を持っています。周りのさまざまな意見を受け入れられる広いキャパシティーを持ちながらも、どうしても嫌なことが起きた時は、自分のために妥協をしません。

例えば、職場でつらい思いをしているのに、我慢をして自分の身を削るくらいなら、自分が花咲ける場所に進む選択ができます。時には、自分にとって居心地の悪いことは我慢しない、という判断も大切。自分の意見をしっかり持つことで信念が固まるので、どんなことでも自分のために素早く的確に判断することができるのです。

いかがでしたか？ 人間としてモテるために1番大切なことは、「ちゃんと自分を大事にする」ということです。自分を大事にしてこそ誰かを大事にできるのです。自分が何が好きか、何が嫌なのかを知り、落ち込んだ時は、より自分を大切に扱いましょう。

あなたにどれほど大切なパートナーや家族がいたとしても、あなたの1番の味方は誰でもないあなた自身です。自分を知り、上手にコントロールして今よりもさらに輝いて、あなたの望む幸せにもっともっと近づけることを祈っています。

この記事の筆者：佐々木 もよこ
セント・フォース所属、フリーアナウンサー、心理カウンセラー。心理学を通して、自身の様々な経験を乗り越える。現在は芸能活動をしながらオンラインカウンセリングも受け付けている。
(文:All About ニュース編集部)