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今年60歳の年金初心者です。65歳から老齢年金をもらおうと思いますが、何かしておくことはありますか?

オールアバウト / 2024年9月3日 20時30分

今年60歳の年金初心者です。65歳から老齢年金をもらおうと思いますが、何かしておくことはありますか?

年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、60歳の年金初心者の方からの質問です。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、60歳の年金初心者の方からの質問です。

Q:65歳から老齢年金をもらおうと思いますが、60歳の今、何かしておくことはありますか?

「年金初心者です。今年60歳になりました。今のところ65歳から老齢年金をもらおうと思います。60歳の今、何かしておくことはありますか?」(チーフさん)

A:60歳になったら、年金事務所に行き、年金記録と年金見込み額を確認してみましょう

相談者「チーフさん」は、現在60歳とのこと。昭和39年(1964年)1月生まれと仮定すると、男性であれば65歳から老齢年金をもらえるでしょう。

60歳になったら、やっておきたいこととしては、自分の年金記録と65歳からもらえる年金見込み額を、年金事務所に行って確認することです。65歳からいくらの年金がもらえるのかを確認することで、65歳以降の生活設計に役立てることができるのではないでしょうか。

老齢年金を受けるために必要な加入期間(受給資格期間)である120カ月以上(保険料免除期間と合算対象期間も含む)、国民年金、厚生年金、共済組合に加入し保険料を支払っていれば、老齢年金を受ける権利(年金受給権)が既に生じているかと思います。

65歳からもらう予定と書かれていますが、もし、早めに老齢年金を受給したくなった場合、年金受給権があれば、60歳から老齢年金を繰り上げ請求することもできます。

年金事務所では、60歳~65歳の間で繰り上げ受給をした場合の老齢年金の見込み額を確認することもできますよ。いずれにしても60歳のうちに、一度年金事務所を訪問をしてみるといいでしょう。訪問の際には、「ねんきんダイヤル」で予約が必要です。

文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)

銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行うほか、年金相談にも随時応じている。
(文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士))

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