60歳から嘱託社員で今65歳。老齢厚生年金はどのくらい増えるのでしょうか?現在の月収は22万~23万円です
オールアバウト / 2024年9月5日 20時30分
年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、嘱託社員として働く人からの老齢厚生年金についての疑問に専門家が回答します。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。
今回は、嘱託社員として働く人からの老齢厚生年金についての質問です。
Q:老齢厚生年金はどのくらい増えるのでしょうか? 現在の月収は22万~23万円です
「60歳から嘱託社員で働き今65歳、3月に更新されました。老齢厚生年金はどのくらい増えるのでしょうか? 現在の月収は22万~23万円です。会社は7年目になります」(クリッパーさん)A:60~65歳まで働くことで、老齢厚生年金は約7万2000円増額するでしょう
相談者「クリッパー」さんは60歳から嘱託社員として5年間、勤務しているとのこと。65歳で今までの厚生年金の加入記録をもとに、老齢厚生年金は再計算されます。60歳から5年間(60カ月)、月収22万円で、厚生年金保険料を支払ったことで増える老齢厚生年金額について簡単に計算してみます。
計算式は以下となります。
月収22万円×5.481/1000×60カ月=7万2349円
したがって7万2349円分が、60歳までの厚生年金の加入歴にもとづいた老齢厚生年金に上乗せされ、65歳から支給されることになります。
65歳からもらえる正確な老齢厚生年金額については、年金事務所などで確認したほうがいいでしょう。
文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)
銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行うほか、年金相談にも随時応じている。
(文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士))
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
在職老齢年金の総報酬月額相当額の計算ですが、厚生年金に加入している会社の給料とは別にアルバイトをしている場合はどうなる?
オールアバウト / 2024年9月7日 18時30分
-
昭和36年生まれの男性。特別支給の老齢厚生年金の請求を2~3年遅らせることを考えています
オールアバウト / 2024年8月29日 8時10分
-
夫は64歳。特別支給の老齢厚生年金が支払い停止になりました。今後どうしたらいいでしょうか?
オールアバウト / 2024年8月28日 8時10分
-
65歳以降の在職老齢年金は厳密には老齢厚生年金の全部が支給停止になることはないと聞きましたが、本当でしょうか?
オールアバウト / 2024年8月20日 18時30分
-
60歳から年金を繰り上げし、62歳で厚生年金保険料を支払っています。支払った分は何歳の老齢厚生年金からもらえますか?
オールアバウト / 2024年8月12日 8時10分
ランキング
-
1「障害者5000人が解雇、退職」で明るみに。ビジネス化が進む“障害者の就労支援”の実態
日刊SPA! / 2024年9月6日 15時50分
-
2メルカリで「通報」する方法を解説。通報者の情報は相手にバレる? 通報された商品はどうなる?
オールアバウト / 2024年9月5日 21時50分
-
3「首の痛みを甘く見ないで」千鳥ノブも経験、放置すると危険な首こり!合言葉は「FAST」
週刊女性PRIME / 2024年9月8日 6時0分
-
4いつでも仕事できるように、パソコンは常時「スリープモード」にしています。「電気代」はそれほどかかりませんよね?
ファイナンシャルフィールド / 2024年9月5日 2時20分
-
5【海外発!Breaking News】サーカス公演中、体重200キロ超のクマが調教師を襲撃 観客席から悲鳴(露)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年9月8日 10時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください