トレキング秋葉原店、近隣友好ショップらの買い占めに「大変遺憾で残念」。該当店舗が謝罪発表

カードショップのトレキング秋葉原店がXを通じ、買い占め行為を告発。「やってることがインテリ反社」と波紋を広げています。（サムネイル画像出典：トレキング秋葉原店公式Xより）

カードショップのトレキング秋葉原店が9月7日、X（旧Twitter）で投稿を更新。「1周年ワンピースメガトンオリパ」に関するお知らせを発表しました。

「楽しんでいただけるように作成」「しかしながら……」

同アカウントは、「当店といたしましては、沢山のお客様に感謝、還元を理念に当たりを大量封入し、楽しんでいただけるように作成いたしました。しかしながら残念なことに、残り200口ほどで大量の当たりがある事で近隣の友好カードショップとそちら常連のお客様との共謀にて、『お一人様の購入制限1日10口まで』を逆手に取り、全口購入の為の人員を雇い集め、買い占められてしまいました」と告発。

続けて、該当店舗に対し「大変遺憾で残念な限り」「このような不正行為を、ましてや同業のカードショップ様が行うことをトレキングとしては一切容認しない」と強い姿勢を見せ、「この度の『1周年ワンピースメガトンオリパ』での不正購入に関わった方々は今後入店を固くお断り」「同上のカードショップ様につきましては今後お付き合いを断絶させていただく所存」と、怒りをあらわにしました。

不正購入した店舗と客らが来店

8日、同アカウントは同日朝に該当店舗と常連客が謝罪と返品希望を申し出たとXで報告。返品については「通常通りお客様都合での返品、返金をお受けすることはできない」と説明し、謝罪についても「当店よりも当店をご利用いただいているお客様に謝罪していただきたい」と伝えたことを明かしています。

トレキング秋葉原店の上記投稿直後、「友好カードショップ」と称されたカードショップトレカードの代表である辻村涼介氏が自身のXで謝罪を発表。「人を集め代わりに購入するようお願いをし、購入をしてしまいました」「軽率な行為により、友好的な関係を築かせていただいているトレキング様の信頼を損ない、裏切る形となってしまい」「大変申し訳ございませんでした」と発信し、「謝罪文をSNSにて発信する事で無償和解という寛容なご提案をいただき、恐縮の限り」とつづりました。

「許しがたい行為」怒りの声、噴出

この一連の騒動にネット上では、「目先の利益に目が眩んで信頼なくすってアホ」「やってることがインテリ反社」「お客様目線を貫く姿勢、とても素敵」「買い占めた店舗の構成員は恥ずかしくないのかね」「カードを愛する者として許しがたい行為」などの声が上がっています。

また、辻村氏の投稿を引用したコメントでは、「店のアカウントで謝罪しないのは卑怯じゃね？」「個人垢じゃなくて店の垢で謝罪文出せ」「あぶく銭稼げてよかったね」「無償和解ってか関わり合いたくないだけやろ」と非難の声が寄せられました。※辻村氏の投稿コメント欄は9日の記事執筆時点で閉鎖されています

(文:石井 有紀)