1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

iPhone 16は本当に“買い”なのか? 注目の「生成AI」が登場。しかし懸念点も……

オールアバウト / 2024年9月12日 20時35分

iPhone 16は本当に“買い”なのか? 注目の「生成AI」が登場。しかし懸念点も……

9月20日に発売されることが決定したiPhone 16の新機能や進化したポイントについて、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

9月10日(日本時間)に開催されたAppleのイベントにて発表された「iPhone 16」。これまでにない新たな機能が追加され、話題となっています。

そんなiPhone 16について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

 (今回の質問)
iPhone 16は「買い」ですか? どんな人が買うべき?

(回答)
iPhone 16では、新たに「カメラコントロールボタン」が搭載されるなどこれまでの機種から進化しています。生成AIサービス「Apple Intelligence」を使用したい人や、性能が上がったカメラを使いたい人は購入をおすすめします。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

iPhone 16はこれまでと何が違う?

iPhone 16に搭載された新機能や、これまでの機種から進化したポイントについて紹介します。

カメラ

■カメラコントロールボタン
iPhone 16から新しく「カメラコントロールボタン」が追加されました。iPhoneの側面に配置されており、iPhoneを横持ちするとちょうど人差し指が置ける位置になります。「カメラコントロールボタン」が追加(画像出典:Apple公式Webサイト、以下同)このボタンを使うと、カメラの起動から撮影までのあらゆる操作を直感的に行うことが可能。カメラのシャッターボタンのような「半押し / 全押し」ができて、指のスライドによる操作もできるとのことです。 カメラの起動やズームもボタン1つでかなう・クリックしてカメラを起動、もう一度クリックすると撮影
・ビデオモード中にクリックで撮影開始
・軽く押して、ズームなどのコントロールを開く
・軽く2回押してカメラ設定を変更、スライドして設定を調整

上記の操作は一例ですが、カメラに関するあらゆる操作がボタン1つで完結するので、シャッターチャンスを逃さずにすみそうです。

■4種類の撮影体験
メインカメラが「Fusionカメラ」という名前になりリニューアル。4800万画素のメインカメラで、さらにきれいな写真が撮れるようになりました。

また、1200万画素の超広角カメラも搭載。よりシャープで繊細なマクロ写真・ビデオが撮れるようになりました。2つのカメラを活用することで「マクロ」「0.5倍のワイド撮影」「1倍の通常カメラ」「最大2倍の光学ズーム」という4タイプの撮影ができます。マクロ0.5倍1倍2倍■空間写真・空間ビデオ
レンズの配置によって空間写真・空間ビデオに対応。Appleの空間コンピュータ「Apple Vision Pro」で楽しめる3D写真・動画が、iPhoneで撮影できるようになりました。

Apple Vision Proを持たないユーザーが楽しむ方法があるのか、Apple Vision Pro本体で撮る写真・動画とどれほどクオリティーの差があるのかが気になるところです。

チップのアップグレード:A18チップ

A18チップA18チップ新しくバージョンアップしたA18チップを搭載。「Apple Intelligenceのために作られた特別なチップ」とのことで、これによりiPhone 16ではAppleの独自生成AIサービス「Apple Intelligence」を利用できます。

また、従来のiPhoneよりも処理速度が向上。操作のスムーズさや画像処理の高速化が期待できます。Appleが提供する数値では、iPhone 15に比べると30~40%ほどの向上が見込まれています。

その他

■バッテリーの持ちが向上
バッテリーの駆動時間も向上。iPhone 15と比べると、ビデオ再生で2時間長く使用できるとのことです。iPhone 15より、ビデオ再生で2時間長く使用できる■アクションボタン
今までミュートスイッチがあった場所に、代わりに新しいアクションボタンが設置されました。ユーザーが設定できるショートカットボタンのようなもので、アクセス頻度の高い機能を割り当てることができます。アクションボタンを設置

iPhone 16を買うべき人は?

以下に当てはまる人には、特にiPhone 16の購入をおすすめしたいです。

■Apple Intelligenceを使いたい
Appleが提供する独自の生成AIサービス「Apple Intelligence(アップル インテリジェンス)」。ユーザーに最適化された機能提案や文書・画像作成など、Apple製品の利便性をワンランク上に押し上げる機能です。

この機能に対応しているデバイスは、現時点では以下の通り。

・iPhone 16 / iPhone 16 Plus / iPhone 16 Pro Max / iPhone 16 Pro
・iPhone 15 Pro Max / iPhone 15 Pro
・iPad Pro M1以降 / iPad Air M1以降
・MacBook Air M1以降 / MacBook Pro M1以降 / iMac M1以降 / Mac mini M1以降 / Mac Studio M1 Max以降 / Mac Pro M2 Ultra

従って、Proシリーズ以外で「Apple Intelligence」を利用できるのは、iPhone 16のみ。ただし、Apple Intelligenceの日本語対応は2025年になると発表されているため、利用できるのはもう少し先になりそうです。

■スマホのカメラを使い倒したい
iPhone 16ではカメラの性能そのものももちろんですが、「写真・ビデオを撮る」という体験そのものが快適になるようなアップデートだと思います。シャッターチャンスを逃さないスピーディーかつシームレスなカメラワークやマクロから広角まで幅広い表現が可能なレンズを搭載。

「写真やビデオは基本的にスマートフォンに頼りっきり」という人にとっては、かゆいところに手が届く、満足感の高い機種になっているでしょう。

■最新のゲームを快適にプレイしたい
最新のチップとバッテリー性能の向上で大きな恩恵を受けるのは、ゲームなどの高い処理が求められるアプリでしょう。特に最近のゲームは高画質かつ高FPSなものが多く、描画する画像の数とクオリティが高い。そのためiPhoneにもたくさんの処理が求められます。

筆者が使用しているiPhone 12 Pro Maxでは追いつけないようなゲームも多くなりました。冷却ファンを併用しなければ、すぐに熱くなってしまいます。高品質なゲームを快適にプレイしたい人には、iPhone 16は最適なデバイスの1つだと思います。

 この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
(文:ばんか)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください