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【3分で分かる】iPhone 16シリーズの進化ポイントとは? 機能や性能、値段をざっくり解説

オールアバウト / 2024年9月13日 20時50分

【3分で分かる】iPhone 16シリーズの進化ポイントとは? 機能や性能、値段をざっくり解説

アップルは米国時間の2024年9月9日のイベントで、新しいiPhone「iPhone 16」シリーズを発表しました。それぞれのモデルの特徴を、新機能と価格、カラーなどを中心にざっくりと解説しましょう。

アップルが発表した2024年の新しい「iPhone 16」シリーズ。アップル独自のAI技術「Apple Intelligence」に対応した「iOS 18」を搭載し、昨今話題の「生成AI」を取り入れています。

従来機種と比べてどのような点が進化しているのでしょうか。わかりやすく解説します。

デザインが変化し撮影が便利になった「iPhone 16」

iPhone 16シリーズは従来機種と同じ4機種構成で、スタンダードモデルに分類されるのが、ディスプレイサイズ6.1インチの「iPhone 16」と、6.7インチの「iPhone 16 Plus」です。これら2機種が従来機種と大きく変わった点は3つあります。

背面のデザインが変化

1つ目はデザインで、背面の2つのカメラが斜めではなく、縦に並ぶ「iPhone 12」までのようなデザインへと変化しています。
「iPhone 16」シリーズは従来同様2モデル展開だが、2つのカメラの配置が斜めではなく縦一列に変化している
その理由は、アップルの「Vision Pro」で視聴すると立体的な表現を楽しめる空間ビデオ・空間写真を撮影できるようにするため。これまで「iPhone 15 Pro」シリーズ2機種にしか対応していなかった空間ビデオなどの撮影が、iPhone 16シリーズではスタンダードモデルでも可能になったのです。

側面に「カメラコントロール」を追加

2つ目の変化は側面のインターフェースで、1つはiPhone 15 Proなどと同様、「着信/サイレントスイッチ」の代わりに「アクションボタン」が採用されたこと。もう1つは、新たに搭載された「カメラコントロール」です。

これは右側面の下部に用意されたセンサーで、タッチやスワイプなどの操作が可能になっています。カメラの起動ボタンやシャッターボタンとして使えるのはもちろん、スワイプすればズームや絞りといったさまざまなカメラ機能を調節できるようになっています。
右側面の下に位置する「カメラコントロール」は、タッチやスワイプなどの操作が可能。カメラのシャッターやズーム操作などに活用できる

A18チップセットの搭載

3つ目の変化は、「A18」という新しいチップセットを搭載したこと。CPUやGPUといった基本的な性能だけでなく、AI関連処理をより高速にこなすことにも力が入れられており、Apple Intelligenceを活用した機能での活用が期待されています。

両機種はストレージ容量に応じて128GB~512GBの3モデルが用意されており、気になる価格はiPhone 16が12万4800円から、iPhone 16 Plusが13万9800円から。カラーはウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラックの5色展開となっています。
iPhone 16・iPhone 16 Plusのカラー。ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンとなる

性能強化で高度な映像撮影ができる「iPhone 16 Pro」

そして上位モデルに位置づけられるのが、ディスプレイサイズが6.3インチの「iPhone 16 Pro」と6.9インチの「iPhone 16 Pro Max」の2機種。いずれもiPhone 15 Proと同様チタニウム素材を用いた堅牢かつ軽量なボディを採用しており、iPhone 16で搭載されたカメラコントロールなども標準搭載しています。
上位モデルの「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」は、スタンダードモデルの新機能を備えながらも、チタニウムボディを採用し、なおかつ一層の性能強化がなされている
一方で大きく変わった点は、1つに上位モデル向けの新チップセット「A18 Pro」を搭載したこと。A18より高い性能を備えたチップセットが、AI関連機能の強化だけでなく、Proモデルならではの高度な機能の実現にも大きく影響しています。

それが2つ目の変化点となる映像関連の撮影機能強化で、秒間120コマの4K映像を撮影し、写真アプリで再生速度を調整するといった高度な動画制作が可能となりました。

また両機種ともに4つのマイクを本体に内蔵しており、より臨場感のある空間ビデオを撮影できるようになったほか、話者の声を前面に配置し、周囲のノイズはサラウンドサウンドに配置するといったサウンドの位置調整も可能となっています。
秒間120コマの4K映像を撮影できるだけでなく、その再生時に再生速度を調整することで、自在にスローモーション撮影ができるようになった

望遠カメラは5倍ズームに統一

またカメラに関してもう1つ、望遠カメラの性能が、両機種ともに光学5倍ズームに統一されたことも、大きな変化といえるでしょう。前シリーズではiPhone 15 Proは光学3倍ズーム相当だっただけに、今回、小型のiPhone 16 Proでもより遠くを綺麗に撮影できるようになったのは大きな意味を持ちます。
カメラは広角・超広角・望遠の3眼構成と変わらないが、望遠カメラは両機種ともに光学5倍ズーム相当に変更された
iPhone 16 Proはストレージ容量に応じて128GB~1TBの4モデル、iPhone 16 Pro Maxは256GB~1TBの3モデルが用意されており、価格はiPhone 16 Proが15万9800円から、iPhone 16 Pro Maxが18万9800円から。カラーはブラックチタニウム、ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、デザートチタニウムの4色展開となっています。
iPhone 16 Pro・iPhone 16 Pro Maxのカラー。左からブラックチタニウム、ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、デザートチタニウムとなる

Apple Intelligenceの日本語対応は2025年から

ただしiPhone 16シリーズを購入する上で注意が必要なのは、購入してすぐApple Intelligence関連の機能が利用できるわけではないことです。

Apple Intelligenceは米国で2024年10月にベータ版が提供されて以降、数カ月のうちに順次機能を追加していくかたちとなり、日本語への対応は2025年となる予定です。それまでiPhone 16の性能をフルに生かせないのは、やや残念なところです。
「Siri」の強化や文章の要約、絵文字を生成できる「ジェン文字」など、「Apple Intelligence」を活用した機能が日本語で利用できるのは2025年からと、やや先になる
(文:佐野 正弘(携帯電話・スマートフォンガイド))

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