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横浜高島屋で「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」開催! ミニチュア作品の楽しみ方とは

オールアバウト / 2024年9月16日 17時30分

横浜高島屋で「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」開催! ミニチュア作品の楽しみ方とは

横浜高島屋で「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」が2024年9月11日から29日まで開催。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんに同展の見どころを伺ってきました。

横浜高島屋ギャラリーで「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」が2024年9月11日から29日まで開催。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんに同展の楽しみ方を伺ってきました(画像は内覧会にて筆者撮影)。(C) Tatsuya Tanaka

ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんについて

ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん1981年熊本生まれの田中達也さんは、2011年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」をスタート。毎日作品をインターネット上で発表し続け、Instagramのフォロワー数はなんと389.4万人!(2024年9月現在)

2017年にNHK連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックを担当し、注目を集めました。2020年には、ドバイ国際博覧会日本館クリエイターとして参画。近年は絵本作家としても活躍中です。

横浜高島屋での展覧会は、2018年の「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」から実に6年ぶりとなります。

「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」の見どころは?

「#Workers」展示風景「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」は、累計230万人(2024年5月現在)が来場した国内外で人気の展覧会です。今回「MINIATURE LIFE展2」となり、パワーアップして横浜高島屋にカムバック。

同展では「見立ての世界」をテーマに、「#Nature」「#Workers」「#Sports」「#World Travel」「#Adventure」「#Have Fun」「#Vehicle」「#Family」の8つのゾーンに分け、横浜会場限定の新作を含む写真と立体作品合わせて約170点の作品が展示されています。

開催にあたって、田中さんは「自由な発想を楽しんでいた子どものころのように、視点を変えることで発見できる見立ての面白さ。そして大人になるにつれて忘れてしまった遊び心。本展をご覧いただいた後に、身の回りのものが、少しでも楽しく見えていると幸いです」とコメントしています。

開場前に行われたプレス内覧会で、同展の楽しみ方を取材してきました。

楽しみ方1:写真と立体作品、両方を比較

「TOTOここまで来たか。。」……トイレとトイレットペーパーを雪山に見立てた作品展覧会では、写真作品のもととなった立体作品も一部展示されています。写真作品はどこをどう切り取ったものなのか、じっくりとご覧あれ。

楽しみ方2:ウィットに富んだ「タイトル」に注目

田中さんの作品はウィットに富んだタイトルも含めて大人気。「くすっ」と笑ったり、「なるほど」とうなったり。“言葉の見立て”にも注目です。

楽しみ方3:同じ素材を使用した作品を見比べてみる

「ハブ ア ライス トリップ!」今回の展覧会で田中さんが1番気に入っている作品は、ごはんを雲に見立てミニチュアの飛行機を飛ばした「ハブ ア ライス トリップ!」。モノ自体に手を加えず、そっと人形を置くのがベストなのだとか。

同じ「ごはん」「お米」をモチーフとした作品がほかにもあるので、シチュエーションの違いを比較してみると楽しいです。

「しばらくここで待ってクリップ」……5センチの人形を使用また、同じ「ダブルクリップ」を使った作品でも、イスに見立てるのか、テントに見立てるのかで、人形のサイズが変わってくるとのこと。よく使われるサイズは2センチですが、作品によっては5センチ、まれに30センチの人形を置くことも。

「クリップでトリップ」……2センチの人形を使用これまでに10万体以上の人形を作品に使ってきたという田中さん。アトリエを再現したスペースには人形を分けて収納している様子を見ることができます。「どこにどの人形があるのか把握しているので、すぐに取り出せます」(田中さん)
アトリエを再現したスペース

楽しみ方4:全作品撮影OK! 人形になれるフォトスポットも

「季節の衣替え」のフォトスポット田中さんの作品は全て撮影OK。気に入った作品をミニチュア写真家になった気分で撮ってみては。撮影する際は周りの人への配慮をお忘れなく。

「永遠に溶けない雪だるま」のフォトスポット自分自身が「人形」になれる、フォトスポットも用意されています。「永遠に溶けない雪だるま」のフォトスポットで実際にプロポーズされる人がいたらぜひ動画をアップしてください、と田中さん。
「永遠に溶けない雪だるま」……指輪を重ねて雪だるまに見立てた作品

楽しみ方5:ミニチュアの田中さんやポスターを探そう

「おスシティー」……お寿司のレーンを高速道路に、積み上げた皿をビルに見立てた作品。お箸は建設中のクレーンに見立てている作品の中には、田中さん自身の人形が隠れています。また、額縁に今回の展覧会のポスターのミニチュアが掲出されている作品が2つあるので、探しながら観覧してみて。
「おスシティー」の中に黒い服を着た田中さんの人形を発見!

横浜会場限定の新作「芯横浜(シン・ヨコハマ)」

横浜会場限定の新作「芯横浜(シン・ヨコハマ)」今回の横浜会場のために制作した新作は「芯横浜(シン・ヨコハマ)」。ホッチキスの針(=芯)をビルに見立て、横浜の風景を描いた大型作品です。大観覧車コスモクロック21はセロハンテープ、横浜スタジアムは青いマスキングテープで再現。

「Googleマップなどでビルの位置など確認しながら制作しました。がんばったので120点です!」と、田中さんは笑顔で語ってくれました。

大観覧車コスモクロック21はセロハンテープ、横浜スタジアムは青いマスキングテープで再現田中さん独自の発想から生み出された作品は、思わず笑顔になれる楽しいものばかり。大人気の展覧会ですので、混雑状況により入場制限を行うこともあるようです。時間に余裕を持ってお出かけください。

「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」概要

期間:2024年9月11~29日
場所:横浜高島屋ギャラリー(8階)
時間:10:00~18:30(19:00閉場) ※最終日9月29日は16:30まで(17:00閉場)
休館:会期中無休
料金(当日券):一般1200円/大学・高校生1000円/中学生以下無料

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。(文:田辺 紫)

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