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なぜ「15・30・40」と点を数える? ボールが白から黄色に変わった理由は?【9月23日はテニスの日】

オールアバウト / 2024年9月23日 7時40分

なぜ「15・30・40」と点を数える? ボールが白から黄色に変わった理由は?【9月23日はテニスの日】

9月23日はテニスの日! 今回は点数を「15・30・40」と数えるのはなぜか、ボールが白から黄色に変わった理由など、テニスの豆知識をご紹介します。

9月23日はテニスの日! 多くの人がイベントに参加しやすい日として、秋分の日に制定されました。

今回は、点数を「15・30・40」と数えるのはなぜか、ボールが白から黄色に変わった理由は?など、テニスの豆知識をご紹介します。

点数を「15・30・40」と数えるのはなぜ?

テニスは1ポイントを取るごとに15・30・40と増えていき、4ポイント先取でそのゲームを取ったことになります。

これは時計の文字盤を4分割して、1周するまでに90度ずつ進めていくのに見立てています。

テニスが現在のような形になった11世紀ごろのフランスでは60進法が浸透していたため、その影響を受けたといわれています。

では、なぜ3ポイント目は45ではなく40なのか?

諸説ありますが、「45(フォーティファイブ)」だと言いづらいので短く「40(フォーティ)」にした、というのが有力な説とされています。

ちなみに、0点のことを「love(ラブ)」と呼ぶのは、0と卵の形が似ているために、フランス語で「l’oeuf(卵)」と呼んだのが変化したといわれています。

ボールが白から黄色に変わった理由は?

1970年以前は白かったボールが黄色に変わったのは、カラーテレビの普及がきっかけです。

普及し始めた当時のテレビはまだ解像度が荒く、白いボールだと視聴者から見えにくかったために、黄色が採用されるようになりました。

色味について明確な規定はないため、蛍光色のような明るい黄色や、緑に近い黄色など、大会やコートに合わせて選択されています。

なお、白いボールは禁止されているわけではなく、国際テニス連盟のルールでも「白か黄色」とされていますが、現在では黄色を使うのが一般的になっています。

テニスのルールが世界一売れたスニーカーを作った?

世界で最も売れたスニーカーは、1973年に誕生したアディダスのスタンスミス。

アメリカの国民的テニスプレーヤー、スタン・スミス選手のシグネチャーモデルとして作られました。

テニスのユニフォームは「白い革の無地のシューズ」でなければならないルールだったため、アディダスのアイコンである3本のストライプが通気穴に変更されました。

そのシンプルなデザインと白を基調としたクリーンな配色が注目されて大人気になり、1991年には約2200万足を販売。世界で最も売れたスニーカーとしてギネスブックに認定されています。

シンプルながら奥が深く、ファッション性も高いテニス。スポーツの秋に、楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。
(文:石川 カズキ)

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