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ノートパソコンが壊れてしまう前兆・サインはある? 分かりやすいポイントをパソコンのプロが解説

オールアバウト / 2024年9月26日 20時15分

ノートパソコンが壊れてしまう前兆・サインはある? 分かりやすいポイントをパソコンのプロが解説

ノートパソコンが突然壊れてしまったら困りますよね。気を付けておきたい故障の前兆やサインはあるのでしょうか。「All About」ノートパソコンガイドの上倉賢が解説していきます。

仕事やプライベートに大活躍するノートパソコン。もしも突然壊れてしまっては困りますよね。故障の前兆やサインなどはあるのでしょうか。

「All About」ノートパソコンガイドの上倉賢が解説していきます。

(今回の質問)
ノートパソコンが壊れてしまう前兆・サインってありますか?

(回答)
ノートパソコンで故障する可能性の高い部品はいくつかありますが、故障の前兆は分かりにくいので、突然壊れて手遅れになる事が多いです。注意深く見ていれば分かるものとしては、バッテリー、冷却ファンの音などがあります。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

バッテリーの劣化に要注意

故障のサインとしてまず見たいのがバッテリー。消耗品のため、使用していればどうしても劣化して動作時間が短くなります。何年か使用したあとにバッテリー駆動時間が当初の半分以下になっている、バッテリー残量が徐々にではなく突然減る、といった状況の場合、その時点でバッテリーの交換修理などを検討するのが安全でしょう。

また、それ以外にバッテリーが膨らんでしまうようなことも。膨らむと筐体が変形して、それ以外の部分の故障につながってしまう恐れもあります。

冷却ファンの音も分かりやすいポイントの1つ

ほかに分かりやすいのが、冷却ファンの音です。一般的にパソコンの内部は空気で冷却されており、そのための冷却用ファンが搭載されています。普段は静かに回転していて、音自体に気付かないかもしれませんが、いつどのようなときに、どのくらいの音で回転しているかはチェックしておきましょう。

ちなみに、ゲームや動画エンコードなどの重い処理をしている場合は、発熱が大きくなるのでファンの音も大きくなるのが一般的です。しかし、普段は静かに回っているはずなのに、冷却ファンの音が常に大きくなっている場合は、内部にゴミがたまっているとか、冷却ファン自体が壊れかけているようなことがあります。

そのほかに気付きやすいポイントは?

それ以外に本体の異常として気付きやすいのは、使っていて動作に問題がある場合です。突然再起動する、頻繁に青い画面になるような場合は、本体の故障が影響しているかもしれません。ただし、ソフトウエア上の問題のこともあります。判断は難しいのでメーカーサポートに相談してください。

他には、画面を開いたり閉じたりするヒンジ部分、キーボードなどの可動部分の故障も分かりやすいポイントです。ノートパソコンの画面を開いたとき、角度がしっかり固定されない、開いていると徐々に角度が勝手に変わってしまう、といったことがあります。これは、画面部分を支えるヒンジが緩くなってきたことが原因。こうなるとまともに使えなくなる事もあり、直ることはないので修理や買い替えを考えた方が良いです。

キーボードはキー表面がツルツルになっているくらいなら良いですが、キー自体の部品のキーキャップがグラグラになっているとか、外れてはまらないような場合、近いうちに入力に問題が出てくるので、早めの修理等を考えた方が良いでしょう。

この記事の筆者:上倉 賢
PC(パソコン)のニュースサイトがほとんどなかった10数年以上も前から、個人でノートパソコンに関する情報をWebで発信し続けている。それをきっかけに、現在はノートパソコン専門ライターとして活躍。新聞や雑誌などでもノートパソコン選びの執筆を行っている。
(文:上倉 賢)

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