投資家・桐谷さんに質問!「銘柄を探すときのスクリーニング条件が知りたいです」
オールアバウト / 2024年10月22日 12時20分
個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演。今回は、桐谷さんが銘柄を探すときのスクリーニング条件について、回答してくださいました。
個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演し、読者や視聴者から寄せられた投資や株主優待にまつわる質問に回答してくださいました。
Q. 銘柄を探すときのスクリーニング条件を教えてください
「桐谷さんが銘柄を探す際のスクリーニングの条件が知りたいです」(まぐなむせーじ)――今回はこんな質問に、桐谷さんが答えてくださいました。
「配当と優待を合わせて利回りが4%あって、安値である銘柄を狙うようにしています」(桐谷さん)
私は優待株をメインに買っています。株主優待を実施している企業は約1500社あり、そのうち半分の800銘柄ぐらいを私は持っているんですが、これらは配当と優待(※)を合わせて利回りが4%という条件で買っていました。5年ぐらい前までは、配当が4%を超える株は20~40銘柄ぐらいしかなかったので、配当と優待を合わせて4%の銘柄を買い集めていたんです。今は配当だけで4%を超える株が、500~600銘柄あります。さらにそれに優待が付くと、すごく高利回りの銘柄になります。
ただ、私が買う場合は、配当と優待を合わせて利回りが4%あって、株価が安値圏にある銘柄にしていますが、それもほぼ買い尽くしているため、最近は年初来の安値の銘柄を狙うようにしています。あと、新規公開株(IPO銘柄)は、一株が20万円から7万円まで下がるということがよくあります。そういった場合は、配当や優待がなくても、とにかく安いから買っていますね。
私は投資家を39年やっていますが、「これはいい会社」と思って買うよりも、すごく株価が下がって「バーゲンセールだ」と思って買った株の方が、結果的には良い成績を残しています(笑)。
※補足:優待利回り(%)= 株主優待の価値(金額換算)÷ 優待取得にかかった金額 ×100
教えてくれたのは……桐谷広人さん
1949年広島県出身。将棋棋士・投資家。日本テレビ系バラエティ番組『月曜から夜ふかし』に出演し、現金を使わない「株主優待生活」が話題になった。現在はテレビや講演会、雑誌などで幅広く活躍。『日経マネー』(日経BPマーケティング)、『ダイヤモンドZAi(ザイ)』(ダイヤモンド社)で連載中。
(文:All About 編集部)
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