【横浜】昭和レトロなビュッシュ・ド・ノエルを再現！ ホテルニューグランドで注目のクリスマスケーキ

横浜のクラシックホテル「ホテルニューグランド」では、2024年10月1日からクリスマスケーキの予約受付を開始。ホテル直営ショップのクラシカルな「ビュッシュ・ド・ノエル」に注目！

横浜が誇るクラシックホテル「ホテルニューグランド」では、2024年10月1日からクリスマス限定ケーキとホームパーティーディッシュの予約を開始。注目は同ホテル直営ショップで販売するクラシカルな「ビュッシュ・ド・ノエル」です（画像は全て筆者撮影）。

2024年のテーマは「Snow Magic Fantasy」

ホテルニューグランドの2024年のホリデーシーズンのテーマは「Snow Magic Fantasy」。大切な人を思うあたたかな気持ちが雪のように降り積もり、冬の魔法で誰もが物語の主人公になる、そんな願いが込められています。

広報担当者は「毎年恒例のあたたかな雰囲気のクリスマスツリーや装飾、中庭のイルミネーションでホテル内を演出し、ホテルニューグランドならではのメニューやプランでお客さまをお迎えします」とコメントしています。

クリスマス限定ケーキは新作含め4種類

ホテルニューグランドのクリスマス限定ケーキは、新作を含めて全4種類。

新作「ルージュ・ド・ノエル」は、サンタクロースをイメージした真っ赤なケーキ。マンゴーとライチのゼリー、ジャスミンムース、ピスタチオダクワーズなどを層仕立てにし、チョコレートムースで包んでいます。爽やかでオリエンタルな味わい。

もう1つの新作「ショコラ・ノワール」は、子どものころに抱いた、クリスマスプレゼントを待ち望むわくわくする思いをデコレーションで表現。ベイクドチョコレートを土台に、オレンジリキュールで香りづけしたチョコレートスポンジ、芳醇（ほうじゅん）なガナッシュ、ヘーゼルナッツのプラリネクリームを重ね、チョコレートのグラサージュで艶やかに仕上げています。ビターな大人のケーキ。

パティシエを務める柏木康志チーフは、新作ケーキについて「赤いケーキは層が見えないことで、黒いケーキは層が見えることで、『どんな味なんだろう？』と想像していただきたいなと思い、考案しました」と、2つの新作クリスマスケーキの対比について説明しました。

ふわふわのチョコレート生地でマロンクリームを巻き上げた「ブッシュ・ド・ノエル」と素材のおいしさと生クリームの美しい絞りにパティシエの技が光る「苺のショートケーキ」も用意されています。

このほか、ホームパーティーディッシュも販売。詳細、2024年10月1日からスタートする予約については公式Webサイトでチェックを。

ホテル直営ショップのクリスマスケーキにも注目

2024年4月にオープンしたホテル直営ショップ「S.Weil by HOTEL NEW GRAND（エスワイル バイ ホテルニューグランド、以下エスワイル）」でもクリスマスケーキ「ビュッシュ・ド・ノエル」を販売。

こちらはホテルニューグランド初代総料理長サリー・ワイルのもとでベーカリーシェフを勤めた大谷長吉氏が1951年に開業したフランス菓子専門店「S.weil」（2011年に閉店）で愛されていたクリスマスケーキ「ビュッシュ・ド・ノエル」のレシピを元に再現したものです。

滑らかなバタークリームをカラメルカフェ風味の生地で美しく巻き上げ、オリジナルのモカクリームで切り株を表現しています。マジパンで作ったウサギとリス、メレンゲのキノコを飾り付けた、“昭和レトロ”なデザインが、令和の時代には新鮮に映ることと思います。

しっとり厚めのカラメルカフェ風味の生地と濃厚なバタークリーム、エスワイルブランドのオリジナルコーヒーをブレンドしたモカクリームが口の中で1つになり、上品な味わいが広がります。

予約は2024年10月1日から、エスワイル店頭もしくは電話[phone]）にて受け付けます。限定20台ですので、お早めにどうぞ。

この記事の執筆者：田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。(文:田辺 紫)