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「災害、生活費の高騰が不安」日本に住む20代ネパール人男性が感じる、生活への危機感とは?

オールアバウト / 2024年10月6日 20時45分

「災害、生活費の高騰が不安」日本に住む20代ネパール人男性が感じる、生活への危機感とは?

日本を訪れる外国人は、日本人とのコミュニケーションでどのようなことを感じ、日本という国にどのような印象を抱くのでしょうか。20代のネパール人男性に話を聞いてみました。

出入国在留管理庁によると、2023年に日本に入国した外国人のうち、ネパール人は5万368人。コロナ禍前である2019年時の2万2798人と比較して、倍以上の人数を記録しています。

日本に住む外国人は、日本のどんなところに親しみや苦手意識を感じているのでしょうか。率直な意見を聞いてみました。

小さなことでも計画的な日本人は「未来志向」

今回、インタビューに応じてくれたのは、20代のネパール人男性であるアミールさん(仮名)。現在、日本に住んでいます。

ネパールの人々と日本人の違いについて聞いてみると「日本人はネパールの人より親切だと思う。日本人は、忠実で、平和を愛している印象を受けます」と言います。

「ネパールはまだ発展途上の国で、私たちの考え方は日本人とは違うかもしれません。失業や飢餓など、日本人にはあまりない問題に直面しているからかもしれません」と続けました。

さらに、「ネパール人は毎日の生活について事前に計画を立てることはありませんが、日本人は小さなことでも計画を立てることがあります」とも話し、こういった特徴から「日本は未来志向」とも評価しています。

日本の最も好きなところは「平和であること」

※写真提供:アミールさんアミールさんに日本の好きなところを聞くと、「まず第一に平和であること。同様に、日本の清潔さも気に入っている点です。真っ暗な路地でも、ポケットにお金を入れて歩けば、心配が薄れます」と話してくれました。

一方、日本で不便だと感じることを聞くと、「まず、言葉の壁があります。英語を話せるのは若者だけです。役所では日本語しか使われません」とのこと。

さらに、「日本は地理的に地震や津波、台風が多いので、生活が大変になることもあります。それに、生活費の高騰も不快です」と語りました。日本での生活においては、自然災害、物価の高騰にアミールさんも不安を感じているようです。

「100円ショップでの買い物も大好きです」

アミールさんが日本で好きだという風景(※写真提供:アミールさん)アミールさんに日本の好きなところを聞くと、「ラーメン、すし、マック……日本食はどれもおいしくて大好きです」と回答。マックこと「マクドナルド」はアメリカ・カリフォルニア州発祥ですが、1971年の東京都・銀座第1号店オープンから50年以上の歴史を持ち、てりやきマックバーガーなど日本独自のメニューも存在していることから、マックも日本の味と認識してくれているのかもしれませんね。

さらに、アミールさんは「100円ショップでの買い物も大好きです」と話してくれました。

“日本人の特徴”がネパールでは人気

ネパールで流行している日本の文化を聞いたところ、「流行とは違いますが、日本人のホスピタリティと礼儀正しさは、ネパールで本当に人気があります。日本人は勤勉で、日本の技術力は世界でもトップレベルだと思います」とのこと。

最後に、アミールさんが好きな日本語のフレーズを聞くと、「大丈夫です」だと教えてくれました。
(文:福島 ゆき)

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