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S&P500に約4年間積み立て「値上がり値下がりは、なんなら見ない」35歳・年収550万円男性のメンタル術とは

オールアバウト / 2024年10月28日 6時10分

S&P500に約4年間積み立て「値上がり値下がりは、なんなら見ない」35歳・年収550万円男性のメンタル術とは

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は千葉県に住む35歳男性の積立投資エピソードです。

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

35歳・年収550万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は千葉県に住む35歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(38歳)、長女(3歳)

金融資産

世帯年収:本人550万円、配偶者0円
世帯金融資産:現預金50万円、リスク資産300万円

リスク資産の内訳

・投資信託:295万円
・その他:5万円(日本株、米国ETF)

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)/NISA:2020年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/ジュニアNISA:2021年から2023年

2020年から約4年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

NISAでS&P500に「月3万3333円」の積み立てをスタートし、2024年からは「月5万円」に増額。
2021年からの約3年間は、ジュニアNISAを利用してオール・カントリーにも「毎年15万円」を積み立てていたといいます。

運用実績については、S&P500で「元本約150万円→運用益込230万円」、オール・カントリーは「元本約50万円→運用益込65万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です(※数字は2024年夏場以前のもの)。

S&P500については「2021年は単年で40%を超える運用益が出ていた」そうですが、「2022年に大幅に暴落してほとんど含み益がなくなった」と崖っぷちの状況に。しかし「ギリギリ元本割れせずに済んだ」と辛うじてピンチを抜け出し、「その後2023年では年末にかけて右肩上がりとなったため、プラス10%以上をキープしている」と説明しています。

35歳・年収550万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めるにあたって「まずは、支出を把握して家計簿を付けることで「収入>支出」となるように固定費を見直し、それから生まれた余剰資金で投資を始めるところから取り組んだ」といいます。

結果「無駄から生まれた資産を投資に回すことでメンタルは保たれたし、『投資のリスク≠危険』だと理解することができた。適切なリスクで適度なリターンを得られることを知って、早い段階で自分に合った戦略を立てられるようになったことは良かったと思う」と語ります。

ご自身の方針として「毎月の積立金額は固定すること。積立金額は上げても下げない。長期にわたって保有し続ける自信があるものを買付していく。投資信託のみ取り組むなら、日々の値上がり値下がりは気にしない、なんなら見ないこと」と決めているそう。

新NISAについては「積立投資においては、NISAは損益通算が出来ないため、できれば投資信託のみを保有するつもりで投資する」といった計画。

「ただし、生涯投資可能上限が1800万円に対して、売却した翌年に非課税枠が復活するルールはとても魅力的なので、短中期で日本個別株や米国ETFなどを保有していく。最終的には投資信託で全て埋めていくように、個別株や米国ETFはタイミングを計って売却していく」予定だと教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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