【ファミマ】スイーツとして楽しめるパンが100円台！ 人気シェフ監修の「スイーツパン」が感動もの

横浜の人気パティスリー「スイーツガーデン ユウジアジキ」の安食雄二シェフが監修した「感動！スイーツパン」が、ファミリーマートから発売されています。

日常のちょっとした癒しやリラックスの時間に、もっと気軽にスイーツを楽しんでもらいたいという思いから誕生したのが、ファミリーマートの「スイーツパン」。

横浜市都筑区の人気パティスリー「スイーツガーデン ユウジアジキ」のオーナーシェフで、メディアでも活躍している安食雄二シェフが監修を手掛けています。

15品以上の試作品から厳選された「3品」が発売！

商品開発では15種類以上の試作品の中から、何度も改良を重ねて完成させた3品が発売。ファミリーマートの店頭には横断幕やポスターなども掲示されており、おすすめ品であることが分かります。

パティシエの知識を活かして、ティラミスや焼きチョコをパンで表現

「パンより贅沢。スイーツより満足。」をキャッチコピーに、「ティラミスメロンパン ヘーゼルナッツコーヒークリーム」「塩キャラメル生フランスパン」「焼きチョコクロワッサン クイニーアマン仕立て」の3種類がラインアップ。

チルドスイーツが軒並み200円以上になったことを考えると、すべて税込185円というのは気軽さがありますね。

1. ティラミスメロンパン ヘーゼルナッツコーヒークリーム

「ティラミスメロンパン ヘーゼルナッツコーヒークリーム」（税込185円）は、安食シェフの「ティラミスにはヘーゼルナッツが合う」というアイデアから誕生した商品。コーヒー生地のメロンパンで、マスカルポーネ風味のホイップとヘーゼルナッツコーヒークリームを挟んでいます。

ヘーゼルナッツとコーヒーの組み合わせが新鮮！

コーヒー生地に、ヘーゼルナッツ入りのココア風味のビスケット生地を厚めにかぶせているので、表面はさくっとした食感をキープしつつ、中はふんわりとした口どけ。時折感じるヘーゼルナッツの歯ざわりと香ばしさがアクセントになっています。

ミルキーなマスカルポーネホイップでティラミスの味に

マスカルポーネ風味のホイップは、カスタードと合わせているのでミルキーでコクがある味わい。苦みのきいたコーヒープラリネクリームと一緒に食べると、ナッツの風味が加わってより深みが増して、まさにスイーツパンという表現がぴったり！

2. 塩キャラメル生フランスパン

「塩キャラメル生フランスパン」（税込185円）は、「ユウジアジキ」の看板商品「安食ロール」の夏季限定フレーバー「塩キャラメルロール」をヒントに、ファミマの人気パン「生フランスパン」とのコラボ商品。

「生フランスパン」の生地に、練乳を炊き上げて作ったビターなキャラメルソースと、ミルクホイップをサンドしています。

ソフトなフランスパン生地とクリームの一体感が◎

生地がしっとりしていてソフトなので、クリームやソースとのなじみが抜群です。塩気はキャラメルではなくミルクホイップの方に加えられていて、一緒に食べると口の中で塩キャラメルの味が完成するという趣向。甘じょっぱい風味が、あとを引くおいしさです。

3. 焼きチョコクロワッサン クイニーアマン仕立て

「焼きチョコクロワッサン クイニーアマン仕立て」（税込185円）は、パティスリーなどでも人気の「クイニーアマン」を「焼きチョコ」風味に仕立てた商品。チョコ味のクロワッサン生地でチョコクリームを包み、表面にはチョコクリームと塩味のきいたアメフィリングを合わせています。

チョコクリームでスイーツ感がアップ

クロワッサン生地だけではチョコレート風味が少し物足りない感じがするのですが、中のクリームと一緒に食べると風味がアップ。表面は砂糖の甘みとシャリッとした歯ざわりの良さが楽しめて、3品の中ではもっともスイーツのイメージに近かったです。

近年は焼き菓子やドーナツのブームもあり、スイーツとパンの境界線がますます曖昧になっているように思います。今回発売された「スイーツパン」は、お手頃価格でボリュームもあるので、甘いものが食べたいときに気軽に利用できそうですね。

笹木 理恵プロフィール

飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。
(文:笹木 理恵（フードライター）)