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受給年齢を繰り上げ・月の年金は約5万5000円「若い頃はキャンブルをしてだいぶ散財」60歳男性のリタイア後の懐事情

オールアバウト / 2024年10月31日 20時5分

受給年齢を繰り上げ・月の年金は約5万5000円「若い頃はキャンブルをしてだいぶ散財」60歳男性のリタイア後の懐事情

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住60歳男性のケースを紹介します。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住60歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:60歳男性
同居家族構成:妻(56歳)、娘(29歳)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:自営業・自由業
リタイア前の年収:300万円
現在の資産:預貯金1700万円、リスク資産800万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金35年、厚生年金5年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):4万4520円(受給年齢を繰り上げ)
老齢厚生年金(厚生年金):1万488円(受給年齢を繰り上げ)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:給与収入1000万円(年額)

「貯金と投資資金で暮らせている」

年金の受給年齢を繰り上げて、年金生活を送っているという60歳の投稿者男性。

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答。

その理由として「貯金と投資資金で暮らせているから」とあります。

持ち家があり、ひと月の支出は約「10万円」に抑えられているとのことですが、年金だけでは「ほとんどの月で足りない」そうです。

「なるべくお金をかけず散歩などをしている」

年金で足りない支出については「貯金から5万円ずつと投資資金から5万円ほど」を取り崩して賄っているという投稿者。

実は「親からマンションを相続」しており、年金以外に「不動産の家賃収入10万円」を得ているほか、妻の年収も1000万円程度ある様子。

それでも年金生活においては節約を意識していて、「なるべくお金をかけない散歩などをしています」と、工夫して息抜きをしているとのことです。

「早い段階から投資をしていれば良かった」

年金生活に不安があるかと伺うと、「家賃収入があるので特に心配していません」とコメント。

「年金生活になってから犬を飼って、散歩をするのが生き甲斐になりました」と、新たに見つけた楽しみも教えてくれました。

とはいえ過去を振り返ると、「若い頃、キャンブルをしてだいぶ散財していたので、それを早い段階から投資(に回すように)していれば良かったと思います」と後悔も残っている様子でした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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