これならできる!「1000万円貯蓄」がある人の習慣4つ
オールアバウト / 2024年11月5日 21時40分
多くの貯まる人・貯まらない人に取材をしてきた筆者は、“貯蓄1000万円”に到達するかどうかが一つの大きな壁だと感じています。では、貯蓄が1000万円に達する人と達しない人とでは、どのような習慣の違いがあるのでしょうか。
1000万円貯金がある人の習慣とは?
これまで多くの貯まる人・貯まらない人に取材をしてきました。おしゃれでかわいらしい20代の女性会社員で、手取り10万円台ながら1000万円の貯蓄があるという方にもたくさんお会いしてきました。一方、手取りが20万円、30万円、40万円以上あっても、貯蓄が10万~300万円くらいをいったりきたりという人も多くいます。そこで筆者が、1000万円の貯蓄がある人に多い習慣について、4つお伝えします。
1:「○歳までに1000万円貯める」という具体的な目標がある
これまで取材でお会いしてきた、1000万円の貯蓄がある人のほとんどが、「○歳までに1000万円貯める」という目標を持っていました。決して、「なんとなく貯めていたら1000万円に到達した」という曖昧なものではないのです。具体的に目標を立て、期限を区切ることで、月々の貯蓄のモチベーションが上がります。また、ムダな出費を少しでも抑えようという気持ちが働きます。
例えば今、あなたが30歳で300万円の貯蓄があり、「40歳までに1000万円貯めたい」と思ったら、10年間で700万円を貯めるペースが必要です。
1年間あたり70万円なので、1カ月あたりは、70万円÷12カ月=約5万8000円。つまり、月々6万円貯めていけば、40歳に1000万円貯蓄に到達できるというわけです。
ぜひ、具体的に「貯める目標」を立ててみましょう。
2:お金を使う際には、“自分軸”で考えている
1000万円の貯蓄がある人は、お金を使う際に必ず自分の価値観と照らし合わせています。「あの人がオススメしていたから」「SNSでよく見かけるから」「安くなっていたから」などという“他人軸”で買い物をするのではなく、「自分にとって必要だから、価値があるから」という“自分軸”で判断をしています。
以前取材で印象的だったのが、1000万円以上貯蓄がある20代女性が言っていた、「たとえ有名ブランドのものでも、実物を見てペラペラな素材のもので価値がないと思ったら、私は買いません」という言葉。
つまり、「大切な自分のお金を出す価値があるか」と常に意識しながら、お金を使う習慣ができているのです。
よって衝動買いがぐっと減り、ムダな出費がなくなるため、その分貯蓄が増えるということになります。“自分軸”で買ったものは、満足度も高くなるのもうれしいメリットです。買い物をする際には、ぜひ“自分軸”を意識してみてください。
3:お肌の手入れに気を付けている
意外かもしれませんが、1000万円の貯蓄があるの人の多くが、お肌の手入れに気を付けていました。その理由は「お肌の手入れは、10年後、20年後の自分につながるから」「一度お肌がボロボロになると、リカバリーするのに大変だから」というもの。
多少高くても、お肌にあう基礎化粧品をじっくり選んでいる人が大多数でした。また、普段は節約をしていても、お気に入りのちょっと高級オイルで動画を見ながらマッサージしたり、寝る前に美容機器を使ったりという人もいました。
お肌のために、睡眠に気を使い、食事も気を付けている人も多くいます。これらのことは、「健康維持」にもつながり、将来の医療費や美容費の削減にもなります。また、健康な状態なら、仕事にも打ち込みやすく、成果も出しやすくなり、収入アップも見込めるかもしれません。
でも、心身ともに疲れていると「お肌の手入れなんてしている状況ではない……」と感じるかもしれません。そんなときは、「心のケア」をしてあげるタイミングではないでしょうか。
スマホを遠い場所に置いてゆっくりと寝る、良質な睡眠を意識する、朝起きたら外の空気を吸ってリフレッシュしてみる、身体にいい食事をこころがけることなどは、心のケアにもつながりますし、何よりキレイなお肌にもつながるでしょう。
4:出費にメリハリをつけている
1000万円の貯蓄がある人は、出費を何もかも我慢しているわけではありません。海外旅行や国内旅行に行っている人や、好きなアーティストのライブに足しげく通っている人、フラワーアレンジメントやヨガにはまっている人、好きな洋服をシーズンごとに買っている人、外食やお取り寄せを楽しんでいる人など、「これだけは惜しみたくない」という支出がある人が大多数です。
ここで気をつけたいポイントが、1000万円の貯蓄がある人は、「出費が多くなりそうなときは、他の出費を削る」という意識があること。大きなお金を使う予定があれば、その前後2、3カ月程度は、例えば外食やテイクアウトを減らして自宅での料理を意識的に増やしたり、ネットで衝動買いをしないようにスマホを見る時間を減らしたりなど、他の出費をセーブして調整しています。
何かの出費が増えたら、何かの出費を減らす。出費にメリハリをつける意識があれば、趣味などを我慢することなく、1000万円貯蓄に近づくことができるのです。
以上、貯蓄が1000万円ある人の習慣4つをお伝えしました。「1000万円貯めてみたいな」という方は、漠然と思っているだけでなく、まずは「○歳までに1000万円貯める」という目標を立てるところからスタートしてみてくださいね。
文:西山 美紀(ファイナンシャルプランナー)
出版社に勤務し、編集・マーケティングに携わった後、フリーライターとして独立。女性誌やビジネス誌などで、貯蓄法や子育てにかかるお金の貯め方などをテーマに取材し、原稿・コラム執筆などを行っている。
(文:西山 美紀(ファイナンシャルプランナー))
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