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年収450万円「昇給はなかなか見込めず将来のお金の不安が強かった」会社員男性がオルカンとS&P500で積立投資を始めた理由

オールアバウト / 2024年11月21日 6時10分

年収450万円「昇給はなかなか見込めず将来のお金の不安が強かった」会社員男性がオルカンとS&P500で積立投資を始めた理由

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は福島県に住む39歳男性の積立投資エピソードです。

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

39歳・年収450万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は福島県に住む39歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(36歳)、長男(6歳)、長女(3歳)、次女(0歳)

金融資産

世帯年収:本人450万円、配偶者300万円
世帯金融資産:現預金2400万円、リスク資産6500万円

リスク資産の内訳

・投資信託:3600万円
・債券:1600万円
・ETF:1300万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/2019年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/2019年から

2019年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に合わせて「月30万円」をベースに、適宜スポット購入をしながら積み立てているとのこと。

運用実績については、オール・カントリーが「元本720万円→運用益込900万円」、S&P500が「元本380万円→運用益込700万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です(数字は2024年夏場以前のもの)。

「それまで全く投資をしたことがなかったのですが、子どもが生まれたことをきっかけにしっかりファイナンシャルプランを作りました。その中で投資は必須であると自覚し、おそるおそる積み立てしていました」と投稿者。

「その後すぐにコロナショックがきて、これはラッキーと思い個別株を含めて1000万円ほど株式に入れました。2021年には700万円含み益がでたので一部利確しました。その頃には副業も同時に行い、副業と投資の波にうまく乗れたため今では8000万円を超える金融資産が作れました」と説明されています。

39歳・年収450万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

投資を始める前は、「給料は平均的ですが、昇給はなかなかみこめず将来のお金の不安が強かった」と話す投稿者。

積立投資を始めて「投資は方向性や手段、商品選定を間違えなければ高い確率で資本主義社会の恩恵を受けられます。中でも積立投資は時間分散が加わるためメンタル的にも安定しやすい」と感じ、お金の不安が軽減したそう。

また、これまで積み立てを「やめたくなったことはありません。私が相場に入ったタイミングがあまりにも良かったためです。買うからには長期で保有するに値するものしか買いません」と語ります。

これから積立投資を始める人にも長く保有できるものを買うべきだとアドバイス。「現金とのバランスが全てですので、無理をしないでまずは慣れていくのがいいと思います」とのこと。

新NISAについては、「夫婦共に満額を5年間で埋める予定」だそう。

「現金がなくなれば特定口座のものを売って新NISAを埋めます。埋め方は一人は年始一括、一人は月30万円の積み立て」で、「オール・カントリー、S&P500どちらも買って、平均値を貰えればいいな」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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