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ヒグマ写真に賛否両論。問題提起をちゃかすYouTuberに厳しい声上がる「流石に許容できない」「モラル低すぎ」

オールアバウト / 2024年11月18日 17時15分

ヒグマ写真に賛否両論。問題提起をちゃかすYouTuberに厳しい声上がる「流石に許容できない」「モラル低すぎ」

グラビアアイドルや写真系インフルエンサーとして活動しているるいるいさんは11月15日、自身のXを更新。撮影したヒグマの写真が賛否両論を呼んでいます。カメラYouTuberの心無いポストも批判を浴びる事態に。(サムネイル画像出典:るいるいさん公式Xより)

グラビアアイドルや写真系インフルエンサーとして活動しているるいるいさんは11月15日、自身のX(旧Twitter)を更新。撮影したヒグマの写真が賛否両論を呼んでいます。

「冗談抜きで危険だから本当に気をつけて」

「初めて見た野生のヒグマは圧倒的迫力でした」とつづり、写真を2枚載せたるいるいさん。カメラの方を向いたヒグマを川で撮影した写真と、自撮りショットです。このヒグマをとらえた写真が賛否両論を呼ぶ事態に。

「この(具体的な)撮影場所と、この構図。アナタが安全であるかも大切だが、ダレカを危険にさらす写真ではないかとの視点や熟考も大切にしてほしい。※この方にだけ言っているのではなく私自身も含めてヒグマの撮影者に。逆に言えば、この構図に憧れて、この場所でダレカの命を奪ってしまわないかと」

「道民からみたら写真綺麗とかの前に冬眠前のヒグマをカメラで捉えれてしまうくらい接近してるのが怖いよ…冗談抜きで危険だから本当に気をつけて」

「今話題になってるヒグマは、超望遠にトリミングだとしても認識出来る距離に入ったらダメだと思う」

「ヒグマのスピードは時速40〜50キロ。もちろん充分安全は確保しておられると思うが、目の前の一頭だけとは限らんから気をつけて欲しい」

など、“危ないのでは”という声が多く上がっています。しかしるいるいさんは、「野生のヒグマの撮影はクマと自分の安全を守るため、充分な距離を取り危険な位置関係にならないよう配慮しています。またこの写真は超望遠レンズを用いて撮影しトリミングしています」とも補足。

問題をちゃかすカメラYouTuber

また、カメラYouTuberが「ヒグマ撮影と"お気持ち表明たち"が今、アツイ」「"アツイ"と"お気持ち表明"が今、アツイ」と、件のポストを注意した人らをちゃかしたことから、「少なからず野生動物撮影してるって豪語してるYouTuberが『アツイ』とか『お気持ち表明』っていうの、モラル低すぎでしょうよ」「ただの写真撮りと被写体の関係だけに留まらず、その被写体となる生き物の生命や地域の方の安全に関わる問題を"お気持ち表明"と茶化しちゃったのは流石に良くない」「疲弊し切って心を痛めてる人が山盛りいる。地域だけじゃない複雑な問題だからこそ、皆が慎重に言葉を選んで、攻撃的にならないよう気をつけてる。難しい問題を抱えてるけど、来て、見て欲しい。その願いの籠ったコメントを『お気持ち表明』っていうチープな言葉で茶化すのは、流石に許容できないな」など、厳しい声も上がりました。

一方、「これは『ヒグマ撮影へのお気持ち表明』です。ヒグマクルーズという船から撮影するツアーがあるのでそちらをオススメします。お互いの安全を確保した上で観察や撮影をして欲しいと願います。船を操縦するのは漁師さんで、知床の海を知り尽くした方々がご案内してくれます。海から見る知床の自然は格別です。知床は人も動物も自然も魅力的な場所だと思ってます。この選択肢もある事を是非とも知って、お越し頂けたら嬉しいです!」と、安全な撮影方法を案内する声も。

ヒグマの知識がない一般人が「安易に撮影できる」と思い、まねをしてしまう事態を避けるために、声を上げる人たちがいることを忘れないようにしたいですね。無理のない範囲で安全に気を付けて撮影は行いましょう。
(文:橋酒 瑛麗瑠)

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