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充電しながらiPhoneを触ってはいけない? 劣化が早まるリスクも!?【スマホのプロが解説】

オールアバウト / 2024年11月24日 21時25分

充電しながらiPhoneを触ってはいけない? 劣化が早まるリスクも!?【スマホのプロが解説】

iPhoneの充電中に発生する発熱のリスクや、端末が熱くならないための注意点、充電中に使用を避けた方がいいアプリについて解説します。

日常的にiPhoneを充電しながら操作をしている人も少なくないでしょう。しかし、リスクを伴う場合も……。「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

(今回の質問)
充電しながらiPhoneを触ってはいけませんか?

(回答)
iPhoneの充電中に操作することは、端末の発熱やバッテリーの劣化リスクを高めるため避けた方がいいとされています。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

充電しながらiPhoneを触ってはいけない理由

充電中にiPhoneを操作すると、端末が熱を持ちやすくなり、バッテリーの劣化を早める可能性があります。

特に、充電中に負荷の高いアプリを使うと、非常に高い熱を持つ可能性が高まります。バッテリーを長持ちさせるためには、充電中の操作を極力控えるのが理想的です。

使用を避けた方がいいアプリ

■ゲームアプリ
特に高画質なグラフィックや動きの激しいゲームは、高い処理能力を要し、バッテリーの負荷が大きくなります。

■動画視聴アプリ
NetflixやYouTubeのほか、InstagramやTikTokなどのショート動画も、読み込みと再生で負荷がかかります。

■ビデオ通話アプリ
リアルタイム通信で処理が重くなり、端末が熱を持ちやすくなります。

使用しても大きな負荷にならないと考えられるアプリ

■テキストベースのアプリ(メモ、メッセージングアプリなど)
データの処理が少なく、発熱を抑えやすいです。

■軽量なニュース・読書アプリ
表示だけで処理が少ないため、温度上昇が比較的抑えられます。

端末が熱くなるといけない理由

iPhoneのバッテリーは、特定の温度範囲を超えると劣化しやすくなるとされています。特に40度以上になると、バッテリー容量の低下や劣化が進みやすくなります。

充電中の使用や、夏場の暑い環境など、端末があまりにも高温になると、一時的に使用できなくなることもあります。

充電しながらもiPhoneを操作しなければならないとき

やむを得ず充電しながらiPhoneを操作する場合、次のテクニックで端末の発熱を抑えられます。

■低電力モードの活用
低電力モードを有効にすることで、「アプリのバックグラウンド更新」「液晶の明るさ」「一部のビジュアルエフェクト」など、各種機能が制限されるようになります。
これにより、不要なバッテリー消費が抑えられ、発熱を軽減できます。

■冷却を意識する
iPhoneに熱がこもらないように配慮することが大切です。例えば、ケースを外すことで放熱効果を高められます。

冷却ファンのガジェットを活用するのも有効です。iPhoneに装着することで、常に送風を当てることができ、温度上昇を抑える効果があります。

ただし、保冷剤などを使って急激に冷やすのはNGです。端末内に結露が発生し、故障の原因になります。

この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
(文:ばんか)

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