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3年で差がつく!お金持ちの1日1時間のとらえ方

オールアバウト / 2024年12月2日 21時40分

3年で差がつく!お金持ちの1日1時間のとらえ方

時間の使い方とは、イコール「生き方」と言えます。自分の時間をどう使うかの判断と累積が、自分の人生を構築しているからです。お金持ちの時間の使い方のポイントとは?

SNSに1日1時間を浪費するとどうなる?

時間の使い方とは、イコール「生き方」と言えます。自分の時間をどう使うかの判断と累積が、自分の人生を構築しているからです。

判断というのは、何をして何をしないかです。たとえば今日、フェイスブックやネットサーフィンに1時間費やしたとしたら、その1時間があればできたはずのことを捨てることになります。

つまり何かをするという行為は、何かをしない(もしくは諦める)ことであり、その判断の積み重ねが、今の自分の状態を作っているわけです。

累積というのは、今までやってきたことの積み重ねです。

たとえば、英語の学習を3年間続けて英語ができるようになった。転職の選択肢が広がり、その結果よりポジションや収入が高く、やりがいのある仕事に就けたとします。

この場合、英語の学習をしなかった人と、続けてきた自分との間に差ができるというのはわかりやすいと思います。そして学習期間の3年間なんて、過ぎてみればあっという間であることも。

本当にやるべきことは、誰も教えてくれない

特に目標や意思がなくても、私たちは生きていくことはできます。意味のあることをしてもしなくても、年月は過ぎていきます。

そして私たちは、蒔いたものしか刈り取ることができません。ほうれん草の種を蒔けばほうれん草がとれる。スイカの種を蒔けばスイカがとれる。何も蒔かなければ、当然ながら何も刈り取ることはできない。

では自分は今、いったい何の種を蒔いているのか。3年後、5年後の未来につながる何かに取り組んでいるか……。しかし「何の種を蒔くか」は誰も教えてくれません。もちろん期限もないし、催促されることもない。自分で探し、選び、決断し、実践していくしかない。

一方で、何も蒔かなくても「しなければならないこと」は次々と出てきて、それらをこなすだけでも1日は過ぎていきます。

朝起きて朝食を食べ、会社に行く。午前中は会議や報告書の作成に追われ、昼になれば同僚とランチをして談笑。午後は商談や経費精算といった雑務などをこなすうちに、終業時間がやってくる。

退社後はコンビニに寄って携帯電話の料金を支払い、夕食を買って帰る。帰宅したらテレビを見ながら食事をし、その後はスマホでLINEをしたり、パソコンでネットサーフィンしたり。深夜0時ごろになったら、そろそろ就寝……。

こうして、3年や5年はあっという間です。「しなければならないこと」「指示されたこと」をこなすだけでも、「がんばっている」という実感を得ることはできます。

しかし、そうしたタスクをどんなにこなしたところで、「自分が困る状況」は回避できたとしても、自分がバージョンアップするようなチャンスに巡り合える機会はそう多くないでしょう。

あなたが意味のあることをしても、意味のないことをしても、等しく1日24時間は過ぎていきます。

努力をした人の3年間も、しなかった人の3年間も、同じ3年間。でもそれが、人の人生を決めていきます。私自身も、お金持ちになるために今どんな種を蒔くべきかを考え、試行錯誤の毎日です。

文:午堂 登紀雄(米国公認会計士)

大学卒業後、会計事務所などを経て、米国コンサルティングファームで経営コンサルタントとして経営戦略立案や企業変革に従事。貯金70万円を1年で3億円の資産に成長させた経験をもとに、お金持ちになる方法や考え方を伝授。
(文:午堂 登紀雄(米国公認会計士))

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