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今69歳ですが、特別支給の老齢厚生年金は申請できますか? 今年5月末まで仕事をしてました

オールアバウト / 2024年12月6日 18時30分

今69歳ですが、特別支給の老齢厚生年金は申請できますか? 今年5月末まで仕事をしてました

年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、69歳で特別支給の老齢厚生年金がもらえるのかについてです。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。

今回は、69歳で特別支給の老齢厚生年金がもらえるのかについてです。

Q:現在69歳です。特別支給の老齢厚生年金は今からもらえますか?

「今69歳ですが、特別支給の老齢厚生年金はもらえますか? 今年5月末まで仕事をしてました」(ドラゴン)

A:特別支給の老齢厚生年金の受給要件を満たしている場合、65歳からの老齢年金を受け取っているのであれば、未支給分の特別支給の老齢厚生年金も受け取っていることになります

老齢年金は、原則65歳から受け取れますが、生年月日や性別などの受給要件を満たしている人は、65歳になる前から特別支給の老齢厚生年金を受け取れます。特別支給の老齢厚生年金は、厚生年金の加入期間が1年以上ないと受け取れません。

69歳の相談者「ドラゴン」さんが、特別支給の老齢厚生年金の受給要件を満たしている場合、すでに65歳から老齢年金を受け取っているのであれば、老齢年金を申請した時に、未支給分の特別支給の老齢厚生年金も一括で受け取っています。

年金の受給権は発生してから5年が過ぎると、時効によって消滅してしまいます。もし65歳からの老齢年金をまだ受け取っておらず、特別支給の老齢厚生年金の受給権が発生してから5年が過ぎている場合には、特別支給の老齢厚生年金は時効によって受け取れません。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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