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クルミッ子をつくるクラフトマンにおいしさの秘密を聞いてみた! 上下の生地に厚みに違いがあるの!?

オールアバウト / 2024年12月4日 18時15分

クルミッ子をつくるクラフトマンにおいしさの秘密を聞いてみた! 上下の生地に厚みに違いがあるの!?

横浜ハンマーヘッド2階「鎌倉紅谷 Kurumicco Factory」は、ガラス張りのファクトリーでクルミッ子を製造している様子を見学できます。クラフトマンにおいしさの秘密を伺いました。

横浜で働く中の人に「好き」なところをインタビュー! 深く知れば横浜がもっと好きになる、お役立ち情報をお届けします。

今回は、複合施設の横浜ハンマーヘッド(横浜市中区)2階にある「鎌倉紅谷 Kurumicco Factory(カマクラベニヤ クルミッコファクトリー)」でクルミッ子を製造しているクラフトマン・田口永美子(たぐち えみこ)さんにクルミッ子のおいしさの秘密を伺いました。

朝から行列する、入手困難な商品とは

クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)(5個入、税込810円)(筆者撮影)——ショップは毎朝、オープン時から行列していますよね! 皆さん、何がお目当てなのでしょうか?

「『クルミッ子切り落とし』です。開店時に店頭で整理券を配布し、販売しています。ガラス越しに、朝からたくさんのお客さまにお並びいただいている様子が見え、感謝の気持ちでいっぱいです。『クルミッ子』も大変ご好評いただいており、お昼ごろには売り切れてしまうことが多いです」

1日約3万個のクルミッ子を製造

クルミッ子ファクトリーでは「クルミッ子」を製造する様子をガラス越しに見学できる(提供画像)
——そうなんですね! クルミッ子ファクトリーでは、1日どのくらいのクルミッ子を製造しているのでしょうか。

「1日約3万個のクルミッ子を製造しています。早く、美しく、より多くのクルミッ子を作ることが私たちクラフトマンの役目だと思っています」

1枚の大きなホールサイズから135個のクルミッ子ができる(筆者撮影)
——ガラス越しにクルミッ子を製造する様子を見ることができるので楽しいです。特に注目してほしい工程はありますか?

「そうですね……。隅々まで、全ての工程を見ていただけたら。機械を導入しながら、“おいしさ”に関わる部分は人の手によって作られていることがよく分かると思います。『おいしく食べていただきたい』と思いながら作っているので、作業の合間にお買い物やカフェでくつろぐお客さまの笑顔が見えると、励みになります! 工場見学は11:00~18:00までですが、16:00以降は清掃業務や仕込み作業を行っていますので、早めの時間帯にご来店ください」

上の生地と下の生地、厚みが違う!?

「生地のし」は生地の厚みを均一にするのがプロの技(提供画像)
——一番好きな工程は?

「一番好きな工程は『生地のし』です。バターが多い生地なので、やわらかくて扱いが難しいです。素早く、均等に生地をのばすことに集中しています。生地と生地でキャラメルとクルミをサンドするのですが、実は下と上の生地の厚みが少しだけ違うんです。この厚みの違いや空気の抜き方がクルミッ子の食感のよさにつながっていると思います」

クルミッ子、あじさい、鎌倉だよりが入る「詰合せ」(各種、税込832円~)(提供画像)
——生地がおいしいので「クルミッ子切り落とし」が人気なのもうなづけます。「クルミッ子」が売り切れていたら……、ほかにショップで買えるおすすめの商品を教えてください。

「いろいろなお菓子を食べていただきたいので、クルミッ子とあじさい、鎌倉だよりの3種類が入っている『詰合せ』をおすすめします。このほか、『クルミとパイ~クルミッ子キャラメルソースを添えて~』もおすすめです」

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。
(文:田辺 紫)

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