新NISAに月10万円「浪費癖を変えるため全世界株式などに投資を始めた」と語る62歳女性のリアルな運用成績

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は熊本県に住む62歳女性の積立投資エピソードです。

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

62歳・年収100万円パート・アルバイト女性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は熊本県に住む62歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、夫（66歳）

金融資産

世帯年収：本人100万円、配偶者不明
世帯金融資産：現預金600万円、リスク資産130万円

リスク資産の内訳

・投資信託：130万円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・たわらノーロード全世界株式／新NISA（つみたて投資枠）：2024年から
・たわらノーロード先進国株式／新NISA（つみたて投資枠）：2024年から

2024年7月から新NISAで積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額はたわらノーロード全世界株式に「月5万円」、たわらノーロード先進国株式に「月5万円」をそれぞれ積み立てているとのこと。

投稿のあった2024年10月時点の運用成績については、たわらノーロード全世界株式が「プラス2000円」、たわらノーロード先進国株式は「プラス1500円」と、徐々に利益が出ている様子です。

「NISAに関してはやっとプラスに転じてきました。まだまだ経過観察しなければなりませんし、長期運用してみないとわからないと思っています」と投稿者。

くわえて「まだ（資産が）増えたと感じるところまでいっていません。使わないお金なので長期運用するつもりです。まず5年は据え置きしようと思っています」とあります。

62歳・年収100万円パート・アルバイト女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？

もともと「浪費癖がありいくらでも使う性格。性格を変えるために投資を始めた」という投稿者。

積立投資を始めてよかった点として、「お金に対して勉強する機会が増えたため、経済的な生活をするようになった」といいます。

投資のマイルールは、「とにかく使う予定のないお金を投資しています。そのように考えるべきだと銀行から指導を受けました」とのこと。

新NISAについては、つみたて投資枠の利用にくわえて「成長投資枠でのむラップ・ファンドに100万円投資しました。銀行預金を少しずつ投資していく予定です」と語られていました。

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(文:あるじゃん 編集部)