100万円を5年、定期預金に預けるならどの銀行がいい？【2024年12月】

定期預金は預入期間が長いほど金利が高くなります。旅行費用や住宅購入など、ご自身の目的に合わせて1年・3年・5年といった預入期間を使い分けると、効率のよい資産形成を行うことができます。

株価の乱高下が続いています。新NISAを始めてから、株価が気になりすぎてストレスが増えたという方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する定期預金は、海外の動向に左右されず、管理に手間もかからないため、リスク商品との併用などにもおすすめです。12月はボーナス月ということもあって、多くの銀行で高金利キャンペーンが展開されていますので、ぜひ参考にしてみてください（金利は2024年12月19日時点）。

ペイオフ（預金保険制度）とは？

ペイオフとは銀行などの金融機関が破綻した場合でも、預金者1人当たり元本1000万円までとその利息などを保護する仕組みのことです。普通預金や定期預金はペイオフの対象となりますが、外貨預金などは対象外となりますので、お手持ちの資金を運用する際はペイオフ対象の商品かどうかを必ず確認するようにしましょう。

また、1金融機関ごとに合算した元本が対象となるため、1つの銀行に1000万円以上預けている場合は、他の銀行に移すなど資産の分散をしておくと安心です。

この記事では、最新の金利情報をもとに、All Aboutのマネー編集部が厳選した「100万円を5年間預け入れるのにおすすめな定期預金」をご紹介しています。

100万円を5年間預け入れるなら？おすすめの銀行5つ

金利の高い商品を中心に、5つピックアップしてみました！

①SBI新生銀行
●商品名：パワーダイレクト円定期預金100
●金利：1.20％
●預入期間：5年
●預入金額：1口100万円以上（1円単位）

※インターネット専用の円定期預金。
※「【インターネット限定】円定期預金冬の金利アップキャンペーン」のキャンペーン金利。対象期間：2024年12月10日～2025年3月10日。

②SBJ銀行
●商品名：100万円上限定期預金＜ミリオくん5＞
●金利：0.75％
●預入期間：5年
●預入金額：1円以上100万円以下（1円単位）

※「開業15周年記念定期預金【インターネット専用】」のキャンペーン金利。対象期間：2024年9月2日～2025年1月10日。
※新規口座開設の場合、『はじめての定期預金＜はじめくん＞』が利用できる。5年ものが金利年0.80％。1口100万円以上で1人500万円まで。現在の適用金利の募集期間は、2024年9月2日～2025年1月10日。

③イオン銀行
●商品名：スーパー定期
●金利：0.72％
●預入期間：5年
●預入金額：1万円以上300万円未満（1円単位）

※「冬の定期預金 金利上乗せキャンペーン」のキャンペーン金利。対象期間：2024年12月10日～2025年2月9日。

④オリックス銀行
●商品名：eダイレクト定期預金～インターネット取引専用預金～スーパー定期
●金利：0.70％
●預入期間：5年
●預入金額：100万円以上300万円未満（1円単位）

⑤あおぞら銀行
●商品名：円定期預金 BANK The 定期【BANK口座限定】
●金利：0.65％
●預入期間：5年
●預入金額：50万円以上（1円単位）

定期預金を途中で解約すると？

定期預金はあらかじめ預入期間の決まっている金融商品のため、出し入れ自由の普通預金に比べて金利が高く設定されています。そのため、満期を待たずに中途解約する場合は、預け入れた時の金利ではなく、中途解約利率が適用されることになります。

定期預金を利用する際は、途中で解約することのないよう期間や金額を検討し、すぐ使う予定のないお金だけを預け入れるようにしましょう。また、解約の取り扱いは銀行ごとに異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
(文:All About 編集部)