34歳・年収400万円女性が7年持ち続ける「思い出として残せるし配当利回りまで良い」株主優待銘柄は？

All Aboutが募集しているアンケート「買ってよかった優待銘柄」から、株主優待にまつわる体験談をご紹介。今回は東京都在住34歳女性のエピソードです。

現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。

ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

回答者プロフィール

年齢性別：34歳女性
同居家族構成：本人、夫（35歳）、長女（7歳）、次女（0歳）
居住地：東京都
雇用形態：正社員
世帯年収：本人400万円、配偶者600万円
金融資産：現預金400万円、リスク資産1700万円

■リスク資産内訳
・日本株：1700万円

「おすすめ優待銘柄はスタジオアリス」

投資歴は「約20年」、日本株を中心に運用しているという30代の投稿者女性。

株主優待目的でもっとも買ってよかった銘柄は、「スタジオアリス＜2305＞」だそう。

「長女の出産のときに毎年家族写真を撮ろうと思い、この銘柄を購入しました。毎年一回もらえる撮影無料券で、家族の思い出を形として残せて満足度が高い」と感じ、約7年間保有し続けているといいます。

くわえて「配当が3％を超えていること」も大きなメリット。「配当利回りも増配があり高くなっているので長期で保有しておいてよかった」とあります。

「配当＋優待の利回り4％超えが基準」

株主優待の魅力は「株を保有しているだけなのに生活に彩りを添えることができる」ことと語る投稿者。

優待の内容でもっとも重視しているポイントは「総合利回り」で、「配当プラス優待の利回りが4％を超えていることや、業績の推移（安定性）があること。自分の生活圏内で日常的に利用しているか」を基準に銘柄を選んでいるそう。

スタジオアリス以外でも、イオン＜8267＞は「保有枚数に応じて購入金額の3～7％のキャッシュバック（半年ごと）が受けられる。またイオンシネマでは株主優待価格で鑑賞できる」点、日本マクドナルドホールディングス＜2702＞は「総合利回りでは優先度が低くなるが、優待券を利用することで子どもに投資などの興味を持ってもらえる」点でそれぞれ気に入っていると語られていました。

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(文:あるじゃん 編集部)