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「私が正月なんて大嫌いな理由」10選! 定番の夫婦間トラブルから義姉妹マウント合戦まで

オールアバウト / 2025年1月1日 22時5分

「私が正月なんて大嫌いな理由」10選! 定番の夫婦間トラブルから義姉妹マウント合戦まで

お正月は、日本列島のんびりホリデイ。「仕事がない」「テレビ三昧」「ごちそうがいっぱい」と浮かれる人がいる一方で、「お正月が大嫌いな妻」はボヤき続けているのです。

職場は休みだし、頭を悩ませる仕事メールも届かない。列島のんびりホリデイ。日本国民全員、お正月が大好きだと思っていました。

周囲の声に耳を傾けると、「仕事が休みだから好き」「テレビ三昧でいられるから好き」「普段食べられないごちそうがうれしい」「福袋や初売りなどショッピングが楽しめるから好き」など、癒し系シーズンとして楽しんでいる人々も多いもの。

しかし、この世には、表と裏が存在するのです。「お正月が大嫌いな妻」がボヤいていることをご存じですか。私が主宰する恋人・夫婦仲相談所に寄せられるお悩み、愚痴の中から「正月大嫌い妻」界隈の語る、「私が正月なんて大嫌いな理由」10連発でご紹介しましょう。

理由1. 子どもがずっと家にいて片付かない

「4歳と5歳の年子の男子がいる我が家は、常にさまざまなおもちゃが床に散らばっています。2人が保育園に行っている間だけ、私の孤軍奮闘によって片付いている状態です。

保育園がない年末年始は、我が家は“2匹の怪獣”が暴れる無法地帯となり、私1人ではもう無理。片付かない家と、片付けようとしない夫にイライラするけど、冬休みが明ける1月4日まで、ひたすら耐えるだけです」(マドカさん、仮名・33歳)

理由2. 面倒くさい夫の存在がストレス

年末年始が8連休の会社に勤めている夫は、休みの期間、ひたすら家でゲーム。

私「大掃除手伝ってよ」→夫「そんなのやらなくていいよ。汚れてないじゃん」
私「お天気もいいし、どこか初詣に行こうよ」→夫「別に神仏にお願いすることもないから」
私「お気に入りのブランドの福袋を買いに行ってくるね」→夫「俺の昼飯は」

「マジで粗大ごみ以下の存在」(カホさん、仮名・31歳)

理由3. 大掃除をしていない罪悪感

「どうして、この寒い時期に大掃除なんかするんですかね。合理的じゃないですよ。でも、この時期になると、テレビでもネットでも“目からうろこの大掃除”とか“大掃除におすすめの神グッズ”とか、“大掃除しなきゃいけない”圧が強くてプレッシャーです。

掃除はいつやってもいいんだからと言い訳して、結局大掃除しないで正月を迎えると、家が散らかってる、窓が曇ってる、部屋の隅にゴミがある。カーテンにチョコがついてる! 罪悪感でいつもどんよりしてます」(サヤカさん、仮名・44歳)

理由4. 理詰め系ケチ夫とのお出かけがつまらない

「カニとかイクラとか、高級な食材が並ぶ年末のスーパー。お正月だから、たまにはこんなのもいいんじゃない? と手に取ると、『バカだな、なんでわざわざ年末価格の高い時に買うんだよ。食べたいなら安い時に買えばいいじゃん』と、夫はすぐに却下するんです。

初詣に出かけて、せっかくだから名物の鰻を食べようと盛り上がると、『参道近辺のお店は地価が高くて原価率が低いからもったいない。俺、駅前マックでいいよ』と理詰めで否定してきたり。言っていることは正しいのかもしれないけど、お正月のウキウキ気分が台無しで、気分はダダ下がりです」(トモミさん、仮名・50歳)

理由5. おせち料理って微妙ですよね?

「みんな本当に『おせち料理おいしい』って思ってるのかな。昭和の頃はこれがごちそうだったのかもしれないけど、味が濃いし、冷たいし、はっきり言ってどれも微妙。子どもたちも箸をつけないし、夫は『焼き肉のほうがいいな』と言って、ほぼ食べない。

お姑さんが遊びに来るので買っているけど。正月気分高めるためだけに高いお金出して買う意味ないと思う」(ヒカリさん、仮名・34歳)

理由6. 義父母に会う憂鬱(ゆううつ)

「とにかく、義父母に会わなきゃいけないという点だけで、お正月のすべてが憂鬱です。夫の実家で、義父母の嫌味攻撃を避けるために、わざと忙しそうに寒い台所に立っている私に、『カナは料理が好きだから、キッチンにいるのが好きなんだな』と、夫が間抜けなコメントをするんです。

料理が好きなんじゃなくて、ただお前の父母と同じ空間にいたくないからここにいるんだよ! と、いつか言ってやりたいです」(カナエさん、仮名・39歳)

理由7. 子どもについての面倒なマウント合戦

「夫は3人兄弟なんですが、たまたま3人とも同じ年齢の子どもがいます。張り合う気持ちはないのですが、受験のたびに『どこを受けるの?』『塾はどこなの?』『どこに受かったの?』と聞いてくる義姉、義妹。

それで、『ウチは、お金ないから私立じゃなくて国立なのよ』『あら、お姉さんのところは優秀ね。うちなんかMARCHだから、うらやましいわ』と、Fラン私立大に通う息子を見下してマウントを取ってくるのが面倒で。私は別に息子の大学で張り合おうとは1mmも思っていないのに」(サクラさん、仮名・48歳)

理由8. テレビが本当につまらない

「正月の、タレントが晴れ着でぞろぞろ出てくるバラエティー番組が本当に嫌いです。誰かをだましてそれを笑いものにする番組とか、普段から面白くない番組がスペシャルと称して2時間、3時間に伸びていたり。見るべき番組が本当にないです。

さらに、そんな番組でもゲラゲラ笑いながらこたつで喜んで見ている夫との感性の違いにも幻滅します。有料チャンネル視聴すればと言われるけど、そんな余裕はありません」(アキミさん、仮名・53歳)

理由9. 友人のSNSがキラキラ投稿で……

「クリスマスから年末年始にかけて、キラキラ投稿でストーリーが埋まるインスタがうざいです。嫌なら見なければいいとは思うんですが、通知が来るとつい見ちゃうんですよね。私、SNS中毒なのかもしれません。

どうせこっちは31日まで仕事で、それが終わって地味に自宅でコンビニの年越しそばを食べてるしがないサービス業ですよ」(リンカさん、仮名29歳)

理由10. 夫が調子に乗って買い物しすぎて出費がかさむ

「夫が正月気分でやばいことに。『歳末セールで欲しかった靴買っちゃった』『俺の好きなブランドの福袋、中身が見えるから安心して買えるんだ』『初売りで旧型スマホを安く買えたよ』などなど、年末年始に妙にハイテンションで買い物を続ける夫。

おいおい、11月にはブラックフライデー、12月にはクリスマスセールと、ずっと財布のひもが緩みっぱなしなんですけど。『お正月だから』という理由で散財するの、やめてもらえませんか」(ユウカさん、仮名・40歳)


これ以外にも、正月に対する妻のボヤきや怒りはたくさんありました。お正月が嫌いな妻、実はけっこういるのです。

世の夫の皆さん、年末に「なんかボヤきたいことあったら話してくれよ」とボヤき探りをしてあげてください。吐き出すことでスッキリし、お正月は「穏やかでやさしい妻」に……変身するかどうかは賭けみたいなものですが。

三松 真由美プロフィール

男女関係に悩む1万3000名の女性会員が集うコミュニティを展開。セックスレス・ED・女性性機能に詳しく、性を通して男女関係を円滑にするメソッドを考案。講演、メディア出演、著書多数の恋愛・夫婦仲コメンテーター。執筆家。
(文:三松 真由美(夫婦関係ガイド))

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